自分の『逃げ癖』について
今回は、先日私が
「私はコーチ(人と向き合う職業)のはずなのに
全然できてないじゃないか!」と
自分の『逃げ癖』について
痛感した出来事についてお話しようと思います。
先日、私が参加するセミナーのOFF会があり
仲間と一緒に美味しいお茶を飲みながら
楽しい時間を過ごしていたのですが
とある参加者が
ふと自分の今の悩みを話し始め
それについて私たちは話を聴くことになりました。
実は、その相談内容は
以前にも聞いたことがあり
以前も「こうした方がいいかもね」という
答えが出ているものだったのですが
その方は、頭では理解できても
どうしてもその選択ができず
また今日も、前回と同じ悩み相談を持ち出してきたんです。
その時、
もちろん私は真剣に話を聞いていました。
(今思えば、話を聴いてたつもりなのが分かりますが・・)
でも、同じ相談が来た時の
私たちみんなの空気はどうだったか?というと
「また同じ話だな・・」
「堂々巡りだよね・・」
「私の近況報告する時間あるかな・・」
みたいな
少し冷たい空気が出ていたんだと思います。
それをすかさず
メンターから指摘されました。
「本当にこの場を、この空気を
盛り上げようとして関わってますか?」
言われた時、ドキー!!っとしました。
なぜなら
私は確かに話は真剣に聞いていたけど
この場を盛り上げるためにどうしたらいいか?
どんな発言が出来るだろうか?
この方が本当に幸せになるために何が出来るか?
と本気で考えていなかったから。
話は聞くけど、
きっとここにいる誰かが解決してくれるよね?
私よりベテランが何か言ってくれるから、私が何かする必要はないよね?
私、そんな良いこと言えないし・・
空気壊して、使えないやつと思われるの嫌だし・・
とか心の奥底で思っていたんだと思います。
だから
自分がこの場を盛り上げるんだ!
という想いもなく
ただその場に居てしまったんだなぁと
とても反省しました。
実はこれは
SNS発信やその他の仕事にも出ていて
頼まれたら、望まれたらいくらでもやるけど
望まれているのか分からない
頼まれてない
他に出来る人がいる
そういう時は
敢えて、自分から何か行動する(発信する)
ということはなく
黙っていれば何も起きないし
リスクを取らなくていいので
逃げるんです。
コーチングをしている時は
1対1なので、逃げることができないため
やっている風になるかもしれません。
それで、人と向き合っていると
思ってました。
でも、私以外にもみんないる状況で
しかも私以外の人の方が上手く出来ることであっても
『私』が出来る最大限をコーチとして出来ているか?
常にそこに立ち返り
コーチという立場の時も
なんの役割もない立場の時も
むしろ足手まといな立場だったとしても
その場を盛り上げる最大の責任があると思い
日々過ごすことが
どんなに大切かを気づかせて頂けた出来事でした。
コーチのみなさまにも
御霊磨きをする上で
なにかヒントになればと思います。