友達から恋人 できる?できない?

恋愛、基本的には向いていない

29歳女性であれば、みなそれなりに恋愛経験があるはず。
付き合った人の系統や終わりのパターンもそれなりの数をこなすことで、自分に合う人を理解して、結婚に進む人も多い。
この頃になると、「恋」と「結婚」が必ずしも一致するとは限らないと割り切ることができるようになっている人も見受けられる。

ファッションに近しいかもしれない。
ファッションも30歳に近くなると自分に似合うもの、好きなものがある程度わかってくる。
その結果、自分に合う服選ぶよね。
好きな服よりも似合う服を優先しがち、最近。
でも似合う服だけだとなんだか味気ない。どうしよう(悩み)

そんなこんなで、私の周りも無事に結婚しているメンバーが体感半数を超えている。
私は恋愛は苦手である。
ファッションは自分ひとりでトライアルエラーができるからとりあえず試してみて、やっぱりだめだったを繰り替えることができる。

でも恋愛って一人ではできない。必ず相手がいて成り立つもの。
私が学生の頃はまだマッチングアプリなんてものはまだ「出会い系サイト」と同じ感覚だったのでビビリで保守的な私は全然手を出していなくて(むしろその頃あったのかな?)。

ビビリで保守的な私は、友人からの恋人関係もできなかった。
友人関係ということは何かのグループで所属していることが多い。クラスメイト、サークルや部活、バイト、ゼミなど。
高校生の頃からこの同じコミュニティーの中の輪を乱すのが怖くて恋愛ができないタイプだった。

というのは見せかけで、根本は悲劇のヒロイン的な考え方をするこどもだった。
グループ内で恋愛をすると、別れたときに相手が私の悪評を立てるのではないかと心配だった。

性格が悪いとか、浮気をしたとか私が悪い場合はどうしようもないが、
例えば私の身体の隅々まで見た相手だった場合、他人が見るはずのない部分の評価を他人に吹聴するのではないかと恐れていた。
要するに、リベンジポルノ的なそれである。
それほどまでに、私は自分に自信がなく、人のことも信じられない学生だった。


私ってちょうどいい人間なんです


ありがたいことに私は人から好かれないわけではなかった。
私は人当たりもいいし、容姿もそれなりの普通レベルである。
笑顔はちょっとかわいいと思っている。あはは
そして、いわゆる「優しい人」である。
人に寄り添い、強い否定をするわけでもなく、話を聞くことができる。
かといって、人に流されまくるタイプでもないので、自分の意見も持ってはいる。

個人的見解ではまさに「ちょうどいい」人間ではないかと思っている。
1回はちょっかい出してみて、行ければラッキー、付き合ってみたいくらいの人材。
逆に言うと、熱烈に惹かれるなんてことはない面白みのない人材。
ここまで書くと「なんて卑下するんだ」と思われるかもしれないが、
意外と貴重な人材である、と自分としては自負している。

誰もが憧れる高嶺の花にはなれないが、みんなから「あの子はいい子だよね」と言ってもらえる存在。
誰にでも絶妙にフィットする存在。
結構生きやすい。

実際、各コミュニティーから1人ずつくらいは仲のいい異性もできた。
あとは私の上記で書いたような人に対する言いしれぬ猜疑心が邪魔をして、
結局学生時代に恋愛はできなかった。
お互いの両思いだな〜と思っていたであろう人も数名いたが
結局正式にお付き合いをすることも、燃え上がる一夜の恋に発展するなんてことももちろんなかった。

今思えば、経験しておけばよかったのに。
そういうところも「いい子」で面白みのない人間である。

そんなわけで私は同じコミュニティの中で恋愛に踏み込めない臆病者なのである。

そんな私が恋愛をするには、外で相手を見つけるしかないので、
マッチングアプリや紹介などで奮闘することになる。

これはまた別の記事に〜






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