海外でのフリーランス生活を楽しむための7つのヒント
こんにちは、Shimomura Kanako(下村 香菜子)です。現在、約1ヶ月のワーケーション中でNYに滞在中です。
滞在予定は下記です。またどこかで詳細を書こうかなと思います。
9/27~10/4 トロント
10/4~10/18 NY
10/18~10/25 モントリオール
今回は、海外でフリーランスになる予定の方に向けて、7つのヒントを共有したいと思います。
なお、これらの内容は、日本の企業との仕事に関するものであり、現地での雇用を前提としていません。内容はまとまりがないですが、お役に立てれば嬉しいです。
日本の電話番号を残す
海外在住フリーランスとして活動する際、たとえ住んでいる場所が海外でもサービスが日本向けの場合、日本のアプリを調査する必要があるシーンがたくさんあります。その際、電話番号認証が必要なサービスもあるため、日本の電話番号を残すことをおすすめします。特に、UXデザイナー、UIデザイナー、リサーチャーの場合は必須だと感じます。
クレジットカードの上限額を上げる
お金の問題は最もシビアな状況を引き起こすことがあります。フリーランスに転身する前に、クレジットカードの限度額を増やしておくことを検討してください。フリーランスになってからだと最初の年は簡単に上限額をあげることは出来ません。
特に、私のように長期で旅行をしながら仕事をすることを想定している場合は飛行機代・宿泊費・食費など行く国によってはかなり高額になります。
いくらが適切かは人によって違うので、1度自分で計算してみることをおすすめします。計算して出した金額の1.5~2.0倍の金額にしておけば安心だと思います。
Wiseのデビットカードを作成する
手数料を考慮すると、Wiseのデビットカードがおすすめです。物理カードを作成するにはマイナンバーカードが必要ですので、日本にいるうちに取得することをお勧めします。また、海外での銀行取引にも便利です。私は定期的に日本の銀行からカナダの銀行へ送金をしていますがWiseを活用しています。
柔軟な企業と仕事をする
これはできることならそうしたいよ!と言われてしまいそうですが、改めて大切な事だと感じたので記載します。
海外在住で日本企業と働く際に1番大変だと感じるのはやはり時差です。私は長期旅行も含めてバンクーバー(-17時間)/トロント(-14時間)/ポルトガル(-8時間)/オランダ(-7時間)の時差で働いたことがありますが、どうしてもSlack等の返信が遅くなってしまいます。また、時間帯的にMTGに参加出来ないことや変更依頼をすることも多いです。
1番良いのは作業に比重を置いている企業と仕事をしMTG自体を減らす事だと思います。ただし、中にはMTGは多いが柔軟に調整してくれる企業もあるので仕事を受ける前に確認すると良いと思います。
複数のUXデザイナーがいる企業と仕事をする
海外在住時にはオフラインでのセミナーや直接の情報収集が難しいことがあります。日本のトレンドや情報を把握するために、複数のUXデザイナーがいる企業と仕事をすることを検討しましょう。また、協力できる仲間がいると心強いです。時差の話でも書いたようにサポートが必要な事がどうしても多くなります。
シェアオフィスを検討する
海外在住時には、よほど資金に余裕があるかコストのかからない国に行かない限りシェアハウスでの生活が一般的かもしれません。私はバンクーバーに来た当初は学校に通っていたので勉強>仕事の比重でした。また、MTGも2週間に1度程度だったのと、2019年から付き合いのあるクライアントということもありシェアハウスの自室やカフェで行っていました。
ただし、2023年8月で学校も終了し本格的にフルタイムで働き始めたことでシェアオフィス(WeWork)を契約しました。
シェアオフィスの場合、Wi-Fi環境やセキュリティ面で整った職場環境が構築できます。また、バンクーバーと日本で仕事をする場合、MTGが夜になります。シェアハウスによっては夜11時以降静かにする等ルールが有る場合もあります。
何より海外旅行中もWeWorkを使うことができます。
会計ソフトを継続利用する
※私は専門家ではないのであくまで個人的な意見として記載しています。
まず、私は2022年分の納税を日本にしています。なぜなら、4月まで会社員で源泉徴収されており、カナダへの渡航は8月末でその年のほとんどを日本で過ごしたからです。私は住民票を抜き、マイナンバーカードも停止された状態なので納税代理人(弟)を立て日本の会計ソフトで確定申告書類を作成し、弟を経由して確定申告をしました。
正直、海外在住のフリーランス・ノマドワーカーはとても新しい働き方で明確なルールがないグレーゾーンです。人によっては、色々な国を数ヶ月単位で移動することで納税せずに過ごしている方もいらっしゃるようです。ですが、脱税はリスクが高く、強制送還され2度とその国に入国できなくなる可能性もあります。リスクを回避するためにも日本の会計ソフトを継続利用し、確定申告がいつでもできる状態を維持することをおすすめします。
最後に
今回の内容はいかがだったでしょうか。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
誰かの役に立てたら嬉しいです。