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もちもちチーズパン(ベーコン&ポテト)


このパンの特長

・自慢の自作ベーコンをパクっと食べてもらう目的のために、
 パン生地で包んでパンにした
・パン生地は「ポンデケージョのレシピ」にイーストを加えて、
 発酵させるアレンジを加えたもの
・ベーコンは塩気があり、タンパク質、冷凍保存に強い
・ジャガイモに塩味がつけてあり、糖質、冷凍保存に強い
・焼いた翌日でもモチモチで美味しく、冷凍保存にも向いている
・生地をこねる時間が短いので、手が疲れない

材料(20個分)

牛乳 100g(61kcal)
水  120g
オリーブ油 40g(360kcal)

タピオカ粉 200g(722kcal)
塩 小さじ1/2
イースト 小さじ1

卵 1個(71kcal)
パルメザンチーズ 80g(384kcal)

ベーコン 200g(488kcal)
ジャガイモ 200g(152kcal)    
塩・胡椒

※材料合計 約990g(生地:590g 中身:400g) 総カロリー 2,238kcal
 1個当たり112kcal/焼き上がり後のパンの重さ 約40g/1g当たり 2.8kcal 

 一般的なジェルが40~45gで100~120kcal(1g当たり 2.5kcal前後)  
 なので、一般のジェル並みのカロリー!しかも、タンパク質&塩分多め♪  

作り方

①ベーコンとジャガイモ以外の材料を計量して用意する

②タピオカ粉・塩・イーストを混ぜておく
 (300mlくらいの水分を注いで混ぜるので、大きめのボールがオススメ)

③卵と粉チーズを混ぜておく

④牛乳・水・オリーブオイルを鍋に入れ、目を離さない。
 ちょっと沸々いったら(85~95度目安)火からおろす。
※温度が低いとタピオカ粉のアルファー化(糊化)が上手くいかない
※沸騰したら牛乳が入っているので吹きこぼれるし、風味が無くなる

⑤④を②に入れてヘラ又はしゃもじで混ぜる

⑥粉気が無くなったら、③を入れて混ぜる、とにかくこねる
※素手または使い捨てゴム手袋をつけた手で混ぜるのが速くて楽です

⑦生地をひとまとめにして、ふんわりとラップをかけ、
 1時間~2時間程度、室温で発酵させる
 ※小麦粉を使っていない(グルテンが無い)ので、膨らみません
  時間を置くことで、粉がしっかり水分を吸うので、生地が伸びやすく、
  焼き上がり後のパンのパサつきが防げます。
  また、この間にイーストが活動するので、パンの風味が良くなります。

⑧生地を発酵している間に、ベーコンをカットし、ジャガイモを蒸して
 粗く潰して、塩コショウで薄く味付けしておきます。
 包みやすいように、20等分しておくのがオススメです。

⑨⑦の生地を20等分して、軽く平らにする。1カット28~30g

⑩⑨で⑧を包む。穴が開いても、気にしない。
 生地を具にかぶせるくらいでもOK。
※オーブンを予熱しながら包むのがオススメ

⑪天板にクッキングシートを敷き、200℃に予熱したオーブンで
 20分焼く。表面の焼き色が薄くても、底に焼き色がついていたらOK。

⑫粗熱が取れたら、ラップでくるむ
 (乾燥すると、固くなるから)


焼き上がりに穴が開いていて不格好でも、ラップで包んでシールを貼ればバレません。


日持ちと保存

保存料を使っていないので、常温の場合は焼いた翌日までが美味しい。
欲を言えば、焼いた日が一番おいしいです。

冷凍可能。温かいうちに冷凍するのがオススメ。
炊き立てご飯を、温かいうちに冷凍した方が美味しいのと同じです。

冷凍したら、レンジで解凍&温め直して食べるのがオススメです。

材料の狙い

■タピオカ粉
ポンデケージョのレシピはネット上にいろいろあって、片栗粉・白玉粉・米粉など、タピオカ粉よりも手に入りやすい他の粉を使っているものも多いです。
誰かのブログで、タピオカ粉を使うと時間が経っても固くならないと書いてあったので、タピオカ粉にこだわっています。
固くて食べにくい補給食、やだもんねー。

■ベーコン
このパンの味を決めているのはベーコンだと思っているので、美味しいベーコンを使っています。
私が「この世で1番美味しいと思っているベーコン」は、豚バラかたまり肉から2週間かけて作る自作ベーコンなのですが、これをレシピに反映すると再現性が限りなく低くなるので、美味しいベーコンであればなんでも良いと思います。
でも、ベーコン作りの挑戦、おすすめですよ。
手間をかけるだけの味の違いがあります。

終わりに

中の具やイーストを入れずとも、ポンデケージョは差し入れとして優秀なアイテムです。某イベントで知り合いが差し入れ入れに持ってきていて、それを気に入ってアレンジしたのが、作り始めたきっかけ。
でも、パン屋で働いていた私が作るなら、もっと面白い味と食感&作る過程も楽しく(つまり手間がかかる)がいいよね!ということで、このレシピになりました。

水&牛乳をトマトジュースに変えたバージョンも美味しかったし、じゃがいもをほうれん草に変えたバージョンも美味しかった。ただ、ほうれん草は鵜動きながら食べていて歯に詰まって気になったので、トレラン補給食向きではないと気づいた。ブロッコリーかアスパラを選ぶべきだった。

トレラン中に、肉やジャガイモのような食材を使った総菜を気軽に食べられたらいいなぁと思っていますが、エイドに滞在中に食べきらないといけないメニュー(豚汁など)にはない「携行性がある」総菜パンは今後も研究していく予定。


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