雨の音

今まで雨って好きじゃなかった。

ドヨーンと暗いし、何もできないし。

いいことって作物が育ったり木々にいいことくらい？とそれくらいにしか捉えてなかった。

ここ数日、とても落ち込むことがあった。体調も崩してしまった。

今も前に進めないような何も気力が湧いてこないような何も考えられない

そんな時、夜に雨

とても激しい大粒の雨

でもそんな雨音がとても心地よかった。

何か嫌なことが全て洗い流されるような、嫌なことが包まれるような、そんな癒しの音に聞こえた。

慈悲の音

天気って人の心に左右するけど、雨って人を嫌な気持ちにさせることしかないと思ってたのが、心がもう頑張れない人にとっては、癒しの音なんだなって初めて知った。

この世は全て陰陽で成り立ってるというのが、マクロビの考え方だけど、初めて雨の反対の面を知れた。

心が元気な人にとって雨は、何もできない気分を下げるものだけど、心に元気がない人にとっては癒しにもなるんだとまた、自然界の法則を学べた気がする。

何でもそうだけど、全ての物事は表裏一体であって、見方、視点を変えると別の意味がある

心が豊かに感じる、そんな日の夜だった