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育休中ずっと考えていること。まずは母が楽しく働く。やりたいことを全力で楽しむ。それこそが子供にとって1番のキャリア教育になる。

育休中ずっと考えていること

育休に入ってから毎日考えていること。それは、プライベートも仕事も含め、自分はどんな人生を歩んでいきたいかということ。

子供が産まれるまでは、なんでだろう、そこまで深く考えてこなかった(というか、都度、進路や恋愛について考え悩んでいたはずだけど、子供を持つ今の考えの深さとは違う気がする)。このまま今の会社で働いて、●才ぐらいで子供を産んで、◎才ぐらいには役職について、△才ぐらいで仕事を辞めて、◆才ぐらいには孫がいて・・・きっと今の延長で老いていくんだろうな~ぐらい。その過程で、こんなチャンスがあったら良いな、こんなことができたら良いな、を空想するぐらいだった。

だけど子供が産まれて、守りたいものが増えて、また日々(というか秒単位で)成長していく子供の姿を前にして、気ままに深く考えてこなかった自分の人生を、もっと意味のある、意思のある、子供に負けないぐらい日々自分も成長を感じられるような生き方をしたいなと思うようになった。


どう働いていきたいか?モヤモヤ。

こんな人生にしたいなを考える上でも特に、”働く”という課題(育休中なので、具体的には”復職“)に対して、どうしていきたいか が日々頭から離れない。

●こんなちっちゃくて可愛くて癒しでしかない子供を預けてまでやりたい仕事ってなんだろう?
●今の仕事は40代50代もやり続けたい仕事?
●今までの働き方をずっとしていきたいのか?
●そもそも働くことの意味とは?生活費を稼ぐためだけの仕事でいいのか?

これらの問がずっと頭に浮かび、でも具体的な道は見えなくて、モヤモヤ。



女子校生へのキャリア教育の話

ぐるぐる日々こんなことを考えながら過ごしているなかで、ふと思い出した経験が、第一子育休明けに、地元の女子高生に対して行ったキャリア教育での経験だった。(先輩女性として授業の一環として行われたキャリア教育に参加)

これから大学進学や就職をしていく女子高生に対して、働くと言うことが前向きになるような話がしたいと思い、今の仕事のやりがいや働くことが自分の成長につながっている話等を、実体験を交えて話した。

自分の話を一通りして高校生に感想を聞いたところ、働くと言うことに対してはわりとみんな前向きに捉えている印象だった。だけど、結婚や出産ということに対して、女子校生がどちらかと言うとネガティブな印象を持っているような感想が多数だったことに驚いた。
・働きたいけど結婚したくない
・結婚してもいいけど子供が欲しいとは思わない

これからいっぱい恋愛して大学でいろんなことを勉強して社会に出ていく彼女たちが、なぜそんなに結婚や出産に対してネガティブな印象なのか、とても不思議で、また、とても悲しい気持ちになった。

どうしてそんなにネガティブな気持ちになるのか聞いてみたところ
・自分の母親が仕事をしていて、帰宅後に家事や自分(兄弟)の世話におわれていつも疲れている
・自分の父親が家事を全然しなくて母親がいつも愚痴っている
そんな意見があがった。
自分の母親を見て、「結婚が大変そう」とか、「自分がいることで(育児があることで)大変そう」との意見が、私がいたグループ6人中半数を占めた。

娘を持つ母親として、とっても悲しい気持ちになった。自分の子供が、将来こんなことを言っていたら、素直に嫌だなと思った。


母親の言動=子供の価値観になるのかも

3歳の娘は、よく私の言っていることややっている事を真似ていて、時々ちっちゃい私なんじゃないかと思うぐらい、めちゃくちゃ私のことを見てコピーしている。
3歳でさえこんなに母親のことを見て吸収しているのだから、これからもっともっと知恵がついて価値観を作っていく中では、母親の言動って子供にすごい影響力があるんじゃないかなと常々感じている。(こわい)


女子校生が感じているとおり、そして私も子育てをする中で感じているとおり、子供が母親から学んでいること、感じていることはきっととっても多い。そしてそれが、子供の価値観となり、彼ら彼女らが人生を歩んでいく上で、かなりの影響力をきっと持つ。


子供になって欲しい姿を体現する母でありたい

そう思うとやっぱり私は、自分の人生を、イキイキ楽しく自分の力で選び取り生きていきたいな と思う。子供にそうあって欲しいと思うのであれば、まず自分が実践する、これが1番子育てにおいて大事なんじゃないかって。


で、冒頭の話、働く ということ。

これも、やっぱり、子供が将来、働くって楽しそうだな!て思えるように、私も楽しんで働きたいと、すごく当たり前のことなんだけど、改めて思う。

自分が心の底から楽しい、母ちゃんこんなことやっててこんなところに貢献してるんだよ、こんな人のために役に立ってるんだよ、この仕事があるから今こういう風になってるんだよ、みたいな感じで子供にイキイキと自分の仕事の話をしたい。それが子供にとって1番のキャリア教育につながるんだろうなと感じるこの頃。

じゃあどうしたら楽しく働けるのか?については、まだまだいっぱい自分の中で模索しなきゃだけど、とりあえず今感じていることを、ここに記しておく。将来の自分がこのnoteを見て、よしよし!今の私自身が、子供にとって良いキャリア教育の題材になっているよね!て思えるように。

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