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マレーシア・レダン島の海の感想


マレーシアで1番海が綺麗と言われているレダン島に行ってきました。

島の空港。

これまでの人生、運動嫌いの運動オンチ、体育の時間より図書室が好き、趣味は音楽鑑賞、旅行先で行くなら美術館と博物館、という筋金入りの文化系インドア派として過ごしてきました。水着を着るのは学生以来という、ビーチリゾート処女です。

今回頑張って水着やラッシュガードやビーチサンダル、浮かれたサングラスや浮かれた浮き輪やら水着の上から着る浮かれたドレス的なものなどを買い揃え、いざ、レダン島へ。脱・ビーチ処女!⛱️🏖️

ネットで見る画像そのまま。すっっごい綺麗。

海というのは生臭く、塩辛く、水中は昆布みたいな海藻が絡みつき、足元は沈む砂と砂利と貝殻でざりざりしていて、冷たい。
という海先入観を、このレダン島の海は上書き更新していきました。。。


なんだ?!この液体は!まるで温水プールのようにあったかくて透明ではないか!!

砂も白い…!サラサラ!!足の裏痛くない!!!

匂いもしない。絡みつく海藻もない。砂が透けて見える。足も痛くない。むしろ砂が心地良い。ただ、海水はちゃんとマイルドに塩辛かった。

全然浅いところにいるのに、ときどきちっさいお魚が群れになって波打ち際までワーて押し寄せて、引く波といっしょにワーて帰っていくのが見える。やっと撮れたお魚写真。

群れは取れなかったけどソロ魚撮れた。手前にいる


インドア派だけど(だから?)水族館は大好きよ。時間帯、場所にもよるけど、たくさんのお魚を見れた時があって幸せだった。
持参した浮き輪に乗ってぷかぷか揺られながらずっといろんな種類のお魚見てた。
白くて平べったくて尾ビレが二股に分かれてるやつ。ザ熱帯魚なやつ。青いダツみたいな細長い魚が、海面近くをキラキラさせて何匹も泳いでいて、たまに石切りのごとく何バウンドもしてるのを見たのは興奮した。


泊まったのはターラスというリゾートホテルです。ウミガメを見れるというシュノーケリングツアーがあって、もちろんそんなモノ人生で一回もやったことないし物凄く不安だったけど、参加してきました。

結果、初めてでも、泳げなくても何とかなるもんです!シュノーケル。ライフジャケットで浮きながら海の中を覗き込む…何とかなるもんです!(2回言う。)

サンゴ礁ゾーン

海中の写真は全然うまく撮れなかったけど、見た目ですぐわかる熱帯魚🐠が3次元でうようよ泳いでいて不思議でした。


ウミガメ

ウミガメが見れるゾーンはサンゴ礁ゾーンとは別ゾーンで、かなり深いところの海底の砂が見える、なにもない水だけの場所でした。
ここをウミガメたちが人間を怖がるでもなく悠々と泳いでいた。たまにコバンザメみたいな魚がウミガメのお腹にくっついてるのも見えた。

ウミガメは顔がかわいくて、小さいのやら大きいのやらサイズも色々で、すごく楽しかった。


カヤックから見た海

海の色が途中から変わるのは、海底の色が変わるから、ということも知った。白い砂だけのゾーンから、藻みたいなのがそこらじゅう生えている海底に変わるのです。

これはカヤックをやりながら肉眼で確認したからわかった。相当深いだろうに、それでも海底の様子がわかるほどの透明度って凄い。


アクティビティに参加するほかは、基本浮き輪持って海に入ったり、ビーチバーで食べたり飲んだり、ビーチサイドの椅子に寝転がったりと、ビーチリゾートを堪能。


浮き輪でゆらゆらしてた時間が一番長かったかも。プールみたいなあったかい海水の中を時おり冷たい海水が流れてきて、足に絡まってくるのが不思議な感じ。



海が名残惜しくて、夕方になってもずっと浮き輪でゆらゆらしてた。
そしたら夜、ベッドで横になるとなんか脳内が揺れだして、帰る日までずっと揺れてた。…浮き輪酔いというものがあるらしい。


西陽を反射する海

人生でビーチリゾートというものを全く知らなかったけど、そうか夏に南国の海に行く人達はみんなこれを知ってたということなのですね。

人々が海!海!いうのも納得です。
日中に陽の光をたらふく浴びて、ぬるい海面で浮き輪の中で脱力してただけだけど、普段夜あんまり寝付きが良くない方なのに、夜の12時前にはフッと寝てしまった。
そんな子どもの時みたいな寝方もなんだか幸せ。



おわり。

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