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ドバイのテーマパークでパフォーマーとして働いてみた。

こんにちはダンサーKanaです。ここから抜粋↓


2016年より、UAE最大のテーマパークでパフォーマーとして起用され、働いていました。

そもそもなぜドバイのテーマパークで働くことになったのか・・・



オーストラリアのアデレードという町に住んでいたとき。

平凡な毎日に飽きてきたころ、なんとなくオーディションサイトを眺めていると、ふと、お隣の州メルボルンで開催されるオーディションが目に止まった。

「世界最大規模のテーマパークがドバイに新設される!オーディションワールドツアー陣がメルボルンに来る!歌って踊れるダンサー募集!」と。


わたし、これ、きたな、と。

これ、わたしのためのオーディションだな?と。笑


根拠のない自信と、これは神からの思し召しだ!と勘違いしたわたしは、すぐさま飛行機のチケットを取ってメルボルンに旅立った。 


歌って踊れるダンサーということで、まず、シンガーオーディションに突撃。

かわいくてプリンセスのようなブロンド白人たちの中、鋭い眼光に全身黒光る衣装、ちっこいアジアンなわたし(ミニジャネットジャクソン風)

ピアノの生演奏でミュージカル調、美しい歌声を披露するプリンセスたち。
に対して、「ピアノじゃなくて、BGM流してもいいですか?」まさかのダンスミュージックに合わせて踊りながら歌いだすわたし(なりきりジャネット)

今思えば、
完全にニーズと合ってなさすぎる!
向こうがほしいのはジャネットじゃないから!
プリンセスだから!笑

1次試験のその場でそっこー落ちる。笑


ただ、プロデューサーに、明日のダンスオーディションにもう一度来てくれ、と言われ。

しょうがないので次の日出直すと、またもや大勢の足長顔ちっちゃ族が100人以上。

きのうの即不採用事件を根に持っていたわたしは、プリンセスやプリンスが優雅にきれ~に踊る中、ジャネットを貫いてHIPHOPなんか披露してキレてやりました笑

2か月後。



まさかの合格通知。おおおおお!!


オーストラリアのバナナ農園で働く予定だったわたし笑

バナナ収穫してる場合じゃない!とそれからダンスに英語に猛特訓。

帰国してからは、契約書や推薦書や証明書、ビザの申請など、何枚も何枚も送っては、飛行機のチケットが来ず、ほんとに行くのかな?と不安になり。

この日出発です!

やっと連絡が来たかと思えば予定より早い、今日から5日後じゃん!

せっかく予約していた京都旅行を泣く泣くキャンセルする羽目に。

キャンセルしたかと思えば今度は、

やっぱり変更です!と!

数日後

まさかの当日に

今日出発です!

って!!!!うおおおおい。

もう、この会社、大丈夫か?!!?

様々な不安はあったものの。
無事準備も間に合い出国!

エミレーツに乗り、初めてのUAE、ドバイ、到着。

4amに怪しい現地のタクシー運ちゃんが待っていてくれ、ホテルに着く。

部屋に入ると、まさかのインド人登場。

隣のベッドで眠りにつく。

なんか、思ってたのと違うぞよ・・・

そんな感じで始まったドバイ生活。


つづく。

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