【宇宙】宇宙旅行に行ける日!企業比較をしてみた
前澤友作氏が宇宙に行く映像をみて、一般人でもとうとう宇宙に行ける日が来たのかと感動した人は多いと思います。
私自身も、映像を何度もみて、これからの時代は宇宙旅行も行ける日が来るかも!漫画やアニメの世界が現実になるのかも!と心が躍りました。
今回は、実際に宇宙旅行に行きたい場合の値段や手段の紹介をします。
今のところ、一部の人しか行けない値段ですが、技術の進歩は著しいので私が死ぬ前には、きっと値段も下がって行けるくらいにはなっているはず!と期待しています。
1.宇宙旅行とは
宇宙旅行というと、漫画やアニメ、映画のような宇宙の星々を横断する旅を想像しますよね。
現在のところ、宇宙旅行というと高度100kmに数分間滞在し、無重力体験をした後、地球へと帰還する旅行かISSに滞在して帰ってくるかのいずれかが当てはまります。
両方とも費用が数十億円かかるため、まだ一般的とはいえませんが、宇宙に行き来できる手段が増えてきたことは人類の大きな一歩と言えるでしょう。これからの新しい技術の開発で、費用はもっとおさえられるはずです。
2.サブオービタル旅行
宇宙と定義されている高度100kmに数分間滞在し、無重力体験をした後、数時間かけて地球へと帰還する旅行のことを、サブオービタル旅行といいます。
サブオービタル旅行の特徴は、
・日帰りで宇宙へと行くことができる
・無重力体験を体験できる
サービスを出している企業は、
日本:
PD Aerospace
Space Walker
アメリカ:
Virgin Galactic
Blue Origin
①ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)
➡日本:クラブツーリズム
90分
約450,000米ドル(日本円:約6,500万円)
宇宙船VSS Unityは乗員2名、乗客6名の8人乗りの小型宇宙船。
高度80kmに達すると落下を開始し、乗客は4分間程度無重力状態を体験。高度12kmまで降下すると通常飛行モードに切り替わり、後は普通の飛行機のように飛行して地上の滑走路に着陸します。
米宇宙企業ヴァージン・ギャラクティックは2023年9月8日~9日に、宇宙船「スペースシップツー “VSS Unity”」による3回目の商業宇宙飛行ミッション「Galactic 03」を実施し、無事地上へ帰還しています。
②ブルーオリジン(Blue Origin)
約15分
20万ドル(約2200万円)
テキサス州西部高原地帯の砂漠から打ち上げら、地上100kmまで上昇し、地上100kmでクルーカプセルが分離され、自由落下。
11分間のフライトでは、音速の3倍を超えるスピードで高度100km(62マイル)のカルマンラインを通過し、数分間の無重力状態を体験。
パラシュートでゆっくりと降下します。
③PDエアロスペース
沖縄県宮古島市の下地島空港が、スペースプレーンの離発着専用宇宙港として、ブルーオーシャンに囲まれた世界一美しい宇宙港の開港を予定。「宇宙飛行機(スペースプレーン)」の開発を行う、愛知県の宇宙ベンチャー企業です。最大の特徴は、独自の「燃焼モード切替エンジン」です。ひとつのエンジンで、ジェットモードとロケットモードを切り替えることで、大気中と宇宙空間を行き来することができます。
出典:PDエアロスペース事業紹介_2022
④SPACE WALKER
SPACE WALKER(スペースウォーカー)は、誰もが飛行機に乗るように自由に地球と宇宙を往来する未来を目指し、持続可能な宇宙輸送手段を提供するために、有翼式再使用型ロケットの研究・開発を行っている東京理科大学発ベンチャーです。
3.値段は高いが、まだ行きやすい手段は
高度100㎞まで到達すると、Gを体験できます。Gを体験するためには、訓練が必要になりますし、多額の費用がかかります。
今回紹介する、宇宙バルーン飛行は、高度100kmまで上昇しませんが、ラグジュアリーな空間から地球を見ることができるツアーです。
Space perspective
高度 20 マイル (30 km) まで上昇すると、乗客は 360 度のパノラマ ビューを楽しみ、地球の曲率と宇宙の暗闇を目撃し、視界はどの方向でも最大 450 マイル (724 km) まで広がります。6 時間の旅の間、ユニークなスペース ラウンジで、お食事とカクテルを楽しみながら、ラグジュアリーな宇宙飛行を体験ができます。
➔8人の乗客
➔6時間のフライト
4.これからの新しい移動・輸送手段
今までだと、移動・輸送は飛行機や船などが長距離運ぶ時のメインでした。宇宙を見越した研究の成果、移動・輸送などにも改革を起こしています。
世界中で競争が行われ、開発が盛んにおこなわれています。
これから、もっと短時間で世界を行き来できる手段が生まれのでしょうね。
楽しみです!
https://www8.cao.go.jp/space/comittee/kettei/vision-sankou2.pdf
出典:世界の将来宇宙輸送システムに関する動向:内閣府ホームページ
漫画やアニメで描かれる宇宙への世界がようやくやってきました。これから、新しい科学技術が生まれて、新しい職種がうまれるのでしょう。
楽しみです。
きっと、宇宙旅行や月への滞在なども、海外旅行にいくような感覚で行ける日が来るのでしょう。
はやくそんな日が来て欲しいですね。
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