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フツーの会社員がパラレルキャリアを始める話

普通のど真ん中の人生を送って来た「フツーの会社員の私」がLIFESHIFを読んで、パラレルキャリアを始め、試行錯誤する現在進行形のストーリーです。

普通のど真ん中を歩いてきた人生

「LIFE SHIFT ライフシフト-100年時代の人生戦略」という本を読んだことがあるだろうか?
本書が提唱している、マルチステージの人生と対をなす、これまで多くの人が歩んできた3ステージ、「教育→仕事→引退」。まさに私がこの状態なのである。
公立高校の普通科を卒業した後現役で私立四年制大学へ自宅から通い、新卒でメーカーに就職。一度も転職する事なく、一度も部署を移動する事なく、12年同じ場所に毎日毎日通い続け、やがて社内結婚、子供ができ産休育休。また同じ部署に復帰し、再び産休育休。そして来年の4月、また同じ場所に戻り、そこから毎日毎日同じ仕事を続ける・・・定年退職まであと28年。今のところ転職するつもりはない。
これが私の歩んできた、そして今後も歩んでいくだろう「普通のど真ん中」の人生。

これからの人生が怖い

「LIFE SHIFT ライフシフト-100年時代の人生戦略」を読んで、単純に恐ろしくなったのだ。
これから定年退職するまで28年間、同じ場所に毎日毎日通い、定年退職後は何も無い時間を何十年も過ごす。この本を読むまでそれに気づいていなかった事。自分の人生に対するアンテナの低さ、無関心さ。
今までの会社人生をただただ無作為に時間を過ごしてきたのではないか。4年間の大学生活は、自宅と家族に守られ、若者ならではの大きな経験や青春を送る事なく過ごしてきたのではないか。高校では、ただ授業と部活をくり返す毎日で、もっともっと外の世界に出ても良かったのではないか。青春時代、若手社員という、もう取り戻せない過去の時間と、これからやってくるだろう普通の人生に私は恐怖を覚えたのだ。

自分を変えられなかった1人目育休

朝から晩まで職場で過ごし、家には寝に帰るだけの会社員生活から一転。育休で会社から切り離された生活になった事が自分のマインドが変わるきっかけだった。ぷちでガチ子連れMBAの運営活動を通じ、様々な人と出逢い、多様な価値観と働き方、生き方に触れる事で、普通ど真ん中の人生しか知らなかった私の視野が広がった。しかしこの時は視野が広がっただけ。職場復帰し、また同じ仕事にどっぷり浸かり、育休中に得た学びを活かす事はなかった。
再び子供を授かり2回目の育児休暇中に出会ったのが、前述の本。そして、私が参加している子連れMBAの部活動「ライフシフトチャレンジ」だ。

(子連れMBA)

https://kodure-mba.puchigachi.com/

ライフシフトの実証実験

普通の人生をこのまま何十年と続け、定年退職した後さらにその倍くらいの時間をただ過ごすであろう「フツーの私」でも「ライフシフト」できるのか?
これは「LIFE SHIFT ライフシフト-100年時代の人生戦略」の自分を使った実証実験だ。
ライフシフトチャレンジには、変身資産を成す為の要素と、インデペンデントプロデューサーになるためのプラットフォームがすでに用意されている。
私のような何も持ち合わせていない人間でも、ここに飛び込めば何かが出来きるのではないか。

子連れMBAでの学び×ライフシフトチャレンジ

自分が「何者」なのか「何が」出来るのか?
ぷちガチで学んだ「エフェクチュエーション」で自分の資産を棚卸し、
ライフシフトチャレンジで学んだ「ストレングスファインダ―」で本当に自分のやりたい事を探る。ぷちガチでの学びの点と、ライフシフトチャレンジでの学びの点がどんどん線になっていく。今、何かが自分の中で生まれそうな気がしている。
主催者のようこさんとの繋がり、ライフシフトの本を読んだ事、プログラムへの参加、偶然の重なり。まさに「プランドハプンスタンス」ぷちガチで私が担当した6月講座「セルフブランディング」で最も感銘を受けた部分だ。
「キャリアは予期しない偶然の出来事によって形成される。その偶然の出来事は本人の主体性や努力によって最大限に活用する事でキャリアを歩む力に発展させることができる。偶然の出来事は、ただ待つのではなく意図的にそれらを生み出すよう積極的に行動したり、自分の周囲に起きている事に心を研ぎ澄ませたりすることで、自らのキャリアを創造する機会を増やす事ができる。」

ライフシフトチャレンジで得たい事

この育休が終わって、また同じ職場に戻る時に、どういうキャリアプランを持って行くのか。
本業ではどんな夢やビジョンを叶えていきたいのか。
子供達と夫と、どういう人生を歩んでいきたいのか。
自分が死ぬ時、どんな人生だったら後悔しないか?
ライフシフトチャレンジを通して、もっともっと自分の人生に向き合い、自分の心に耳を傾け、普通の人生から脱却したい。無作為に日々を過ごすのは、もう終わりにしよう!
「フツーの私」がライフシフトしていくストーリーを、私自身楽しみにしている。

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