スーパーでお買い物!CO2排出量で選ぶ時代がやってくる?!
「カーボンニュートラル」「脱炭素」と聞けば、風力発電や太陽光パネル、電気自動車といった「工業を」のイメージを思い浮かべる人が多いと思います。
しかし私たちの生活が地球温暖化と密接に関わっているんですよ。
世界の温室効果ガスの1/3は「食品」から
欧州の研究では、世界の温室効果ガスの34%は食品由来という結果が出されています。
なんと、二酸化炭素の排出量の1/3以上は毎日私たちが食べてる物から出ているんです!
食品由来というのは、たとえば家畜の餌となる穀物を栽培したり、家畜の排泄物の処理や、食肉加工、輸送やお店での冷蔵など食品に関わる全てのプロセスが含まれます。
食品パッケージに注目!カーボンフットプリント
今度スーパーに行った時に、日本ハムのソーセージやハムのパッケージを見てみてください。
カーボンフットプリントマークという、計りのマークに420g CO2と書いてあります。
これは、この商品の原料調達から製造、梱包材の排気までに発生するCO2が420gですよ。という意味なんです!
正直、今の職場(自動車業界のカーボンニュートラル関連部署)に異動してから、食品のパッケージにCO2量が書いてある事を知りませんでした。
カーボンフットプリントが当たり前になるとどうなる?
しかし、CO2の排出量が420gって多いんだか少ないんだか分からないですよね笑。そもそもCO2って見えないし、気体だし、グラムで言われてもイマイチぴんと来ないと思います。
しかし、これから食品パッケージにCO2排出量を記載する事がが義務づけられたりすると、値札のようにズラリと横並びで並んで、「お、コレとコレは値段一緒か、じゃぁCO2排出量少ない方選ぼう」「ちょっとくらい高くても、CO2少ない商品を選ぼう」という消費者が増えるかもしれません。
また、CO2が少ない商品ばかり扱う「意識高いお洒落スーパー」とかが出てきたりすると、とっても面白いですよね。
世界のCO2排出量の1/3は食品から。
皆さんも、普段のお買い物で、カーボンフットプリントマークに注目してみてくださいね。まずは知る事からスタートです。
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