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キャラクター開発

2020/7/29本日note参加し始めました。自身のキャラクターの説明したいと思います。

2008/10月にアメーバでブログを始めました。その時に出来上がったのがこの全身白タイツのキャラクターです。ブログの内容が企画もので毎日の身の回りに起こることを俳句(季語が無いので正確には川柳)とイラストで楽しく表現したいと思いつきました。タイトルはブロ句(buroku)としました。

当時、毎日のようにデータ更新するつもりでしたので、なるべくシンプルなキャラクターを想定し表情とポーズに重点を置こうと思いました。キャラクターとは何なのかコナミスクールでとことん学んだ答えを一言で言えば、性格です。その個体の姿勢・表情・コスチューム・しゃべり方・背景・考え方・得手不得手、その他、と考えながら設定していけば、より深みのあるキャラクターデザインが見えてくるはずです。また、そのキャラクターが展開する物語を想定すればバランスも重要になります。分かりやすい例をあげれば藤子不二雄のマンガです。ドラえもんでは、ドラえもんが主役ですがほぼのび太が中心の役者、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫、彼らの性格が物語を面白く展開させています。キテレツ大百科、オバケのQ太郎、同じパターンの役者です。ゲームキャラクターとすれば、能力系、パワー系、スピード系、などで、男女比でみれば4対1で女性が加わっています。レンジャーものでも必ず女性が入ります。

話を自分のキャラクターにもどすと、シンプルな姿勢とゆたかな表情を取り入れ、愛着があり、この後の展開でおもしろく発達していけるようなキャラクターとして全身白タイツの彼が誕生しました。具体的に考えたところはキャラクターの等身、二頭身から四頭身に内容に都合よく変化する。頭の上に手を伸ばした時など手だけ間延びして破綻しないように。それと頭が大きい方が顔の表情が大きく分かりやすい。次に線の太さと色。輪郭線は太いほどキャラが主張して前にでてくる感じがするので極力太目のほうが良いのだが、顔の線やアイテムで小物が出現した時のそれぞれに対応できるようなバランスのとれた太さ。線の色は黒くみえるが、よくみていただくと濃い茶色で若干暖かさをだしている。最後はコスチュームと顔。全身タイツにするとそれだけである程度面白い。描くのも楽だし、動物等の様々な被り物設定を容易に展開できる。顔のパーツの形は統一しておき、その時々で元の顔へとバランスを整え似ているようにはしない。その日のその瞬間にできる千差万別の顔が見る人に臨場感を与えないだろうかと考えました。まとめてしまえばインパクトと視認性です。今後Webで展開されることをイメージしました。そして気が付いたのですが、一番大切なことは描いているときに自分が楽しいかどうかです。

最後に根本的なことを言ってしまいますが・・・見る人側の好みやそのキャラクターの用途がありますのでそこも非常に重要ですね。今まで、このテイストでキャラクターデザインの公募に可能な限り参加してきましたがすべて落選。でも好きだと言ってくださる方もいますので頑張っていきます。