死と復活
私はМ精神科病院の2階に入院していた。
入院すれば楽になれるだろうと、無理に頼み込んで入院させてもらった。
しかし、入院生活もちっとも楽ではなかった。毎日毎日つらいことばかりだった。私はやがて悟った。
何処にいようと何をしようとつらいことばかりなのが人生なのだと。
いっそ死んでしまおうか。だが私には自殺をする勇気はなかった。
しかし生きる勇気あるのだった。
よし、ならば退院しよう。そして死ぬ気でがんばって生きよう。どうせいつかは死んでしまうのだから死ぬまで生きるのだ。俺の人生は一回きりだ。がんばらなくてどうする。
私はそう決意した。
・・・さてここまで決意した私はその後どうなったかというと
「実はまだ2階にいるのです」
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