不妊治療ヒストリー57　～移植前のアレコレ～

3月某日、生理が始まったので病院へ。
いよいよ移植周期のスタートだ。

D2からプレマリンを服用し、途中からデュファストンも加えて
4月3日まで続けていくスケジュールになった。

が、飲む錠数がとてもややこしい。
D2は夕に2錠、D3～5は朝夕2錠ずつ、D6～15は毎食後2錠、D16の朝まで
2錠、あとは移植日の夕まで1錠…といった具合だ。
D16からはデュファストンも一緒に服用していくので、間違えないように
気を付けないといけないのが地味にストレスである。

並行して内膜の厚さとE2（D8のみ）も診ていく。
【D3】内膜：5.6mm
【D8】E2：86.1　内膜：9.0mm
【D13】内膜：11.1mm

数値に問題はなかったらしく、D15に移植日を決めていくことになった。
大安の日がいいのかとか新年度初日がキリがいいかなとか色々一瞬考えたが、4月3日がいいかなと思いその日に移植することにした。

たいした理由はない。

4月1日は病院の都合でNG、2日は家事をしたいから、3日は夫が家にいる日なので何かあったら駆けつけてくれるかなという消去法で出た結論だった。

こんな母でごめんよ、たまご。

というわけで移植日は2021年4月3日（土）14時になった。

「よしいよいよだ！」と意気込む私に、移植日当日までの注意点と費用が書かれた紙が渡された。やっと移植までたどり着けたのだ。薬だろうが何だろうがやってやるぞ、ワハハハ…と思いながら読み進めると最後に「お薬の残数を全て数えてきてください」とポソッと書かれているのを見てしまった。

…飲み飛ばしや飲み忘れを確認するためなんだよね、分かります。
分かりますが…面倒くs…

いや、頑張ります。
頑張るよ、母は。やっとお迎えに行けるんだから！

待っててね。