I am where I want to be.
今私は韓国の光州という地方都市に住んでいます。
それまでにも日本各地(大阪、埼玉、神奈川、東京、大分、京都、群馬)そして海外ではアメリカ(オレゴン州)、中国(広州)、韓国(デグ、デジョン、ソウル)、ブラジル(サンパウロ)、ミャンマー(ヤンゴン、マンダレー)、そして上の写真を撮った場所、タイ(バンコク)にも住んでいました。
それは、自分の居場所探しというか居心地の良い場所を求め移動してきた結果かもしれません。自分がずっといたいと思える場所というのは私にとって生まれた場所である大阪ではありませんでした。
中学1年生の時、アメリカにある姉妹都市で行われるサッカー大会に参加するために10日程ミネソタ州に行った時にはとても自由な気分を味わえ、日本に戻りたくなかった記憶があります。その後も高校から京都に電車通学し始めた時、地元から離れて見る世界がとても新鮮に感じたことも覚えています。
最近また引越しをしたのですが、数えてみれば人生で多分35回目の移動となりました。初めて引越ししたのは意外に遅く27歳の時に大阪から埼玉に移動しました。その当時は日本語教育の出版社に勤めていたのですが、本社がある東京に転勤ということで会社から1時間以内の通勤圏にある安いボロアパートに引っ越しました。それから17年で35回ですから1年に約2回のペースで移動していることになります。
皆さんが今住んでいる場所は自分が住みたいと思って住んでいる場所ですか?
世界に目を向けると「移動」「移住」をして多くの人は大きくなってきています。日本にも海外からたくさんの人が行き来し、大きく国も変わってきました。
私はブラジルのサンパウロに2年程住んでいたことがあるのですが、そこでは日系ブラジル移住地での日本語教育のため国から派遣されて活動をしていました。そこで移民のことに強く関心を持ち、自分もまた海外に移り住んで現在は生活しています。そして今いる場所もずっといる場所ではないだろうと感じながら生きています。
明日、来月、来年、10年後、世界はどう動き変わるかはなかなか予想しづらい昨今ですが、自分自身が移動することで自分の世界をもっと広げられたらと夕日が染まる韓国・光州で思いました。
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