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【振り返り】ミライを語ろう!子育て会議!

今回は私たち学生×子育て支援班が、今年度のかながわユースフォーラムの分科会で開催した「ミライを語ろう!子育て会議!」について当日の様子をご紹介したいと思います!

【概要】
〇日時 2024年7月13日(土)
第一クール 13:40-14:10
第二クール 14:20-14:50
第三クール 15:00-15:30
〇場所 神奈川大学横浜キャンパス3号館307教室
〇主催 かながわユースフォーラム2024 学生×子育て支援班
〇協力 神奈川区地域子育て支援拠点 かなーちぇ・すくすくかめっ子

【内容】
私たちは「神奈川区の子育てのしやすさに対するイメージが低い」「学生が子どもを持つことなどについて考える機会がない」といった現状を受け、実際に子育て支援拠点を訪問し利用する方や運営する方にお話を伺い、現状を学生に伝えることで子育てをより身近に感じてもらいたいと考えていました。

今回はそのような思いから、第一・第三クールでは子育てにかかわる方々からお話を伺い、子育てをより身近に感じてもらい、第二クールでは、参加学生に「自分が必要とする子育て支援は何か」を考えてもらう二種類の分科会を企画しました!
第一、第三クールではゲストを本に見立ててお話をしていただく「ヒューマンライブラリー」を行いました。


ユースフォーラムに参加してくれた高校生や地域の方々にも数人はいってもらい、グループごとに円になってお話を聞きました。

ゲストは主に神奈川区地域子育て支援拠点かなーちえや、すくすくかめっ子を利用する方や運営する方で、子育てに関する貴重なお話を聞くことができました。

参加学生からは、「つらいことも多いけど、楽しいこともあるんだなと子育てのイメージが変わった」「運営の方々が子どもたちのために居場所を作ってくださっていることを知り感動した」といった感想が出ており、分科会を通して子育てが未知のものから身近なものに変化したように感じました。
第二クールでは、運営メンバーが子育て支援拠点に訪問して分かったことや感じたことを発表した後、事前にリストアップした支援策10個の中から、優先度が高い順に並べてもらうゲームを行いました。
ワークの途中に赤ちゃんと同じ重さのお人形を抱っこしてもらい、少しでも現実味が増すような工夫をしました。

ゲームの結果、優先度が高い支援に選ばれたのは「乳幼児の医療費が無料になる」「保育園の充実」「子育て支援センターの設置」の3つでした。

経済的支援や社会復帰をサポートする支援に加え、子育てに不安を感じるパパママの居場所となる支援拠点も学生の目線から見て求められていることがわかりました。

ちなみにこちらの支援策は、子育ての満足度が高い市などからもピックアップしたり、運営メンバーが考えた支援策をいれたりしました。

満足度の高い市の行っている支援策は、学生からの人気も高い印象を受けました。

今回の分科会を通して、学生達は体験したことのない育児についてお話を聞き、考えるという難しい取り組みをしました。

新しい挑戦でしたが、これを通して子育てが現実味を帯びたものになり、その後の人生設計について考える大きなきっかけになったのではないかと思います。

そして何より、この活動を通して、運営メンバーが子育てに関係する大人と交流し、創案力や実行力を伸ばすことができました。

この分科会を終えて、学生が自分の将来について考えるとともに、地域の子育て支援拠点に興味を持ち、関わり始めるきっかけになってほしいと感じました。

私たち運営メンバーも、学生と地域をつなげるために何ができるか継続的に考えていきたいと思います!

(ライター:人間科学部3年 髙木柚香)

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