【社会教育課程】「ワークキャリアとライフキャリアの両立」について
12月10日火曜日の1限に横浜市役所職員の佐々木聖瞾(白聖瞾)さんを講師としてお招きし、社会教育演習特別講座「ワークキャリアとライフキャリアの両立」を開催しました。
○概要
<日時>2024年12月10日(火) 9:00~10:40
<場所>神奈川大学横浜キャンパス20号館 2―214
<ゲストスピーカー>佐々木聖瞾(白聖瞾)さん(神奈川大学卒業生・横浜市役所勤務)
<企画・運営>小澤陽葉・藏並弘大・佐藤彩・舩田凱斗・槙田杏・三田村捺希
<講座の趣旨>公務員として横浜市で働くかたわら、NPO団体の代表として活動されていることからワークとライフの両立の仕方、心意気を学ぶ。
○当日の流れ
①講師紹介&白さんのお話
②休憩
③グループワーク
④まとめ
⑤写真撮影
講座は講義形式で行い、のちのグループワークがスムーズにできるよう、あらかじめ机にグループ番号を貼っておき、椅子の裏にはグループ内の役割を決めるための4色の付箋を貼っておくなどの工夫をしました!
白さんは2011年に中国から来日し、日本で高校生・大学生時代を過ごし、2019年に横浜市職員採用試験に合格(外国籍のまま)。現在は横浜市職員として横浜市立市民病院の医事課でお仕事をされているそうです。
まず、簡単なアイスブレイクをしました。そのアイスブレイクで笑顔が生まれ、場の雰囲気が和やかになりました!
それから、1時間ほど白さんからお話をしていただきました。白さんが日本に来て直面した困難や日本語を学ぼうと決心した出来事などをお話していただいた後に、横浜市役所のことや公務員になろうと思ったきっかけ、公務員になってからのお仕事内容などワークキャリアについてお聞きしました。
そして、ライフキャリアである白さんが行っている多文化共生のための活動のお話をお聞きし、グループワークに挑みました。そこでは、外国につながる子どもたちが抱える多くの課題についても知ることができました。特に、在留資格の課題については私たちの知らないことばかりですごく勉強になりました。この課題を解決するために白さん自身、行政書士の資格を取るための勉強を頑張っていたそうです。そのような姿は私たち学生に、勇気と希望を与えてくださいました!
最後に、白さんから学生に向けてのメッセージを伝えていただき、写真撮影をして終了になりました。
後日、この講座で印象に残ったことを付箋に書き出してもらいました。
白さんの行動力や持ち前の明るさ、笑顔、困難があっても立ち向かう強さなどが印象に残った学生が多く、みんなの気持ちを前向きにすることができた講座になったと思います!
今回の講座を企画・運営してみての反省点は、元々考えていた内容が盛りだくさんで時間内に全てをやりきることができず、対面での質疑応答や感想の時間を十分に取ることができませんでした。しかし、残りの時間を見ながらそれぞれが臨機応変に対応し、講座自体は時間内に終了させることができたので良かったと思います。他にも、授業時間以外で話し合いを行ったり、連絡を取り合ったり、良いチームワークで講座を企画することができました。何より、みんなの笑顔をたくさん引き出せた講座を作り上げることができて嬉しかったです!
ライター:三田村捺希(人間科学部3年)