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【社会教育課程】夢パまつりの準備実習

地域デザイン演習Ⅱの実習として、川崎市子ども夢パークに行ってきました!

【授業名】 地域デザイン演習Ⅱ
【目 的】 子どもたちが「やってみたい」ことに挑戦できる遊び場はどのようにつくられるのか。「ケガと弁当、自分持ち」を標語に掲げ、「禁止事項」をできるだけ作らないプレーパーク(冒険遊び場)の運営現場での実習を通じて、子どもと関わるおとなに必要な考え方と実践に必要な力を獲得する。
【教 員】 西野博之(神奈川大学非常勤講師)
【引 率】    齊藤ゆか(神奈川大学社会教育課程)、
 益田麻衣子(神奈川大学社会教育課程地域コーディネーター)
【日 時】2024年7月14日(日)9時30分~17時30分
【場 所】川崎市子ども夢パーク
    トップページ | 川崎市子ども夢パーク (yumepark.net)
【参加者】 20名(地域デザイン演習Ⅱ履修者)
【内 容】 次の日に行われる、夢パまつりに向けて、会場設営などの準備を行う。


明日のイベントのために張り切って準備しよう!と思っていたら、当日は朝から雨…
気を取り直して今日やることを確認後、さっそく作業開始!

ドラム缶風呂のためのブロック運び
こんな大きなシート見たことない!

次の日に行われる夢パまつりには、2,000人を超える子どもたちとその家族が訪れます。たくさんの来場者が思いっきり楽しく、安全に遊べるように、念入りに前日準備を行います。

学生たちは、どのように準備をしたら安全に遊べるのか、円滑なイベント運営ができるのか、夢パークのスタッフの動きや言葉に注意しながら、パーク内を整備していきました。
みんなの祈りが通じたのか、雨は降ったり止んだりになり、準備はどんどん進んでいきました。

ペグが簡単に抜けないように布を巻いて補強します


パーク内には、拾っても拾っても、拾いきれないほどの石ころがたくさんあります。踏んでも危なくないように、それらを一つ一つ拾っていきます。
石を拾いながら、固まった土をスコップでほぐす作業も。

ぬれた土は重いっ!

柔らかくなった土の部分には水が入ります。泥だらけになって遊ぶ子ども姿を想像すると、大変な作業も楽しくなってきます。

雨の当たらない屋根の下での作業もありました。
園内の案内図に色を塗ったり、草木染をするための汁を絞り出したり、ウォータースライダーの入り口に飾る看板を描いたり…。
やることに終わりはありません(( ´∀` )

園内に生えている葉をすりつぶし、染液を絞ります
火山をイメージしてます
ミストシャワーの設置

最後は、雨にあったたのか、ミストシャワーを浴びたのか、ウォータースライダーで遊んだせいなのか分からないくらい、全員びしょ濡れになって1日の実習を終了しました。

【学生感想】
☆事前準備では、トンネル内にある木材集め、泥プールの穴掘り、看板に火山のイラスト描く作業を行った。子どもならではの発想力、子どもが安全にのびのびと過ごすために大人ができること、リスクとハザードの違いを見分けることの難しさを感じた。
子どもの発想力を感じた場面は、看板に火山のイラスト描く作業の時である。子ども達と一緒に看板に火山のイラストを描いた時、大学生の私たちは、火山のイラストを調べながら失敗しないように恐る恐る描いていたが、一緒に描いていた子どもたちは、絵具を使ってのびのびと描いていた。子どもの頃は、自由に楽しめていたことに対し、大人になるにつれ、失敗してはいけないという気持ちが強くなることを実感した。(M.A)

☆主にプレパークエリアの木片拾いと焚火用の薪割りを担当しました。木片拾いでは子どもたちが怪我することなく遊べるには、どの程度の大きさの木片まで片付ければよいのか、という判断が難しかったです。大きな木片を台車を使って裏まで運んでいたときに、私が台車に乗って、一緒に作業していた2人が押してくれてジェットコースターのようにして遊びました。準備でもちょっとした工夫で遊びに変えて、楽しみながら作業することができました。また人生で初めて薪割りに挑戦しました。怪我をしづらい道具を使って行いました。思ったよりもコツをつかむのが難しく、近くにいた子どもたちに教えてもらいながら、5袋分もの薪をためることができました。(S.M)

(文責:地域コーディネーター 益田麻衣子)

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