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【フォーラム分科会①子育て支援】ふれあいっこ三ッ沢さんを訪問しました!

かながわユースフォーラムの活動の一環として、三ッ沢地域で居場所つくりを行っている、「ふれあいっこ三ッ沢」さんの活動に参加しました!
【目的】
コミュニティスペースを訪問し、地域の子供の現状について知る。
【日時】
2024年3月28日(木)15:00~17:30
【場所】
三ッ沢南町会館(神奈川区三ツ沢南町10−6)

旗が目印です

まず、代表の小川真奈美さんに「ふれあいっこ三ッ沢」の歴史や、活動内容、活動への想いなどのお話をお聞きしました。
「ふれあいっこ三ッ沢」は4つの拠点から成っており、それぞれが独立して活動していいます。活動内容は、子ども食堂(東町)、学習支援(南町)、プログラミング(上町)、居場所・学習支援(中町)となっています。

代表の小川さんは上町の会長もしています

子ども食堂に来ているのは、基本的には親が共働きの家庭の子が多いそうです。最近は服も安く買えるため、見た目だけでは支援を必要としているかはわからないことも多く、個人情報保護の観点などから学校との連携も難しくなっています。そこで現在は、子ども食堂と並行して、個別に物資を送る活動もしているそうです。
 子ども食堂を運営していくにあたって、その日手伝ってくれる人手は足りているが、物資の調達など準備も含め全てを通しでできる人が少なく、調理する人たちが高齢化している、などの課題をお聞きしました。

今日は、春休み最後の学習支援の日ということで、4時を過ぎると、子どもたちが続々とやってきました。大学生のボランティアと一緒に、おやつを食べたあとは、自由に遊び、今年1年頑張ったことをそれぞれ発表していました。中学生に上がる子は、大学生と一緒に自由研究と称して自分で調べたことを発表していました。

【活動に参加して】
コロナの時期に子ども食堂の運営が難しくなっても、屋外での食品配りなどにシフトチェンジするなど、できることを探して行動するふれあいっこの方々の熱意を感じました。
対象は小中学生ですが、兄弟が一緒に遊びに来るため、赤ちゃんの頃から通っている小学生や、高校生になっても大人料金を払って訪れる子がいるそうです。そのほかにも、調理は男性と女性のグループが隔月に担当していて、最高齢は85歳だそうで、まさにキャッチコピーの「老若男女の居場所」を体現している場所だと感じました。
今回伺った南町は学習支援がメインですが、子どもが楽しく時間を過ごせるように、季節ごとに講師の先生を呼んでイベントを開いたり、勉強の後に遊びの時間を設けたりと工夫をしており、子どもたちはとても楽しそうに過ごしていました。

今後も、ほかのコミュニティスペースを見学させてもらい、子どもを中心とした幅広い世代とのかかわり方について学んでいきたいです。

【ライター:人間科学部3年 高木 柚香】


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