振り返ろう!分科会☆コミュカフェ×ヒューマンライブラリー
学生にコミュニティカフェを知ってもらうには、その場所にいる「人」を知ってもらうことが良いのではないか!
このような考えのもとで、コミュニティカフェに参加している地域の方を「本」役として大学にお越しいただき、ヒューマンライブラリー形式での分科会を行いました!
ヒューマンライブラリーとして、地域の方やコミュニティカフェの良さを知ってもらう機会は当日しか無かったこともあり、分科会が始まる前はとても緊張していました。ですが、本役の人が楽しく、コミュニティカフェの様子やどういったきっかけで出来たかなどたくさんお話ししていただいたこともあり、コミュニティカフェ班のメンバーや参加した学生の緊張も知らず知らずに解けていきました!参加した学生の中には、話の最中にメモを取るなど熱心に聞いている方もいました。また、教室のあちこちからから笑い声が聞こえてくるなど、終始和やかな雰囲気で本役の方と交流することが出来ました!
本役を務めてくださった、六角橋地域ケアプラザ 地域交流コーディネーターの安信昌子さんの感想を紹介します。
「ヒューマンライブラリーとは?本役とは?…
最初はそんな気持ちだった私が
もし自分の人生の中で皆に伝えられられるのなら何なのか?と、
みなさんと一緒に過ごす中で
いつの間か考えるようになってきました。
みなさんが真剣に私を見つめて話を聴いてくださる姿に
ありのままで、私らしく伝えようと思いました。
人前で話すことが好きなくせに、きちんとした私を見せたかったんですねきっと。
皆さんに私が今の仕事についたきっかけや、就職氷河期時代の話をさせていただきましたが、こうして今あるのは、色んな方に支えていただいたことと、
私が私にOKを出すということを
話を聴いていただくことで、改めて感じることができたんです。
学生の皆さんに何かを伝えたかった自分の気持ちとは反対に、
話しを聴いてくれる皆さんがいることで、私は自分に、「OKだ!」と伝えている不思議な感覚になりました。
話を聴いてもらえる時間って本当に大切だなと感じました。
貴重な体験をさせていただきありがとうございました。」
参加した学生からも多くの声が寄せられました!
✐世代を超えた交流は、今回が初めてだったけれど、戦争中の貴重なお話が聞けたり、当時の写真を見せてくれたり、新しい経験ができてよかったです。
✐本の方のお話がとても面白く、特に戦争の話はとても良い経験になりました。
✐本の方の話を聞いて、地域のイメージが変わりました。今回をきっかけに、カフェに参加してみたり、自治会のイベントに参加しようと思いました。
参加した学生だけでなく、「本」役として参加して頂いた方からも、「楽しかった」や「もっと話を聞きたかった」といった感想をいただき、本来の目的である「人」を知ってもらうことができたと思います。今回、「本」役を引き受けてくださった地域の皆さん、本当にありがとうございました!!
■協力 横浜市六角橋地域ケアプラザ・地域カフェで出会った地域の方々
■指導
一般社団法人 東京ヒューマンライブラリー協会 (tokyo-humanlibrary.com) 坪井健先生(駒澤大学名誉教授・日本ヒューマンライブラリー協会理事長)
(ライター 3年 池島由樹)
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