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【社会教育課程】就活ライブラリー!
今回は、就職活動を終えた4年生から3年生に向けて、キャリアのお話をしていただきました!
【授業名】 (YC)社会教育演習
【担当教員】齊藤ゆか
【実施日時】2024年11月12日(火)・19日(火)1限(9:00~10:40)
【企画・運営】
高木柚香・小川和馬・宮内春菜・河野南月・永井智紘・臼杵美優希・米川実李・塩澤凌生・髙梨瑛士
【ゲストスピーカー】
石丸花歩さん・山田陽斗さん・山室遥さん・山田優菜さん・池島由樹さん・伊藤千夏さん・中田千雅さん (社教4年生)
【話していただいた内容】
① 自己紹介
② どのような仕事についたか
③ フリートーク
【例】就職活動で工夫したこと。力を入れたこと。
モチベーションの保ち方。勉強法や対策。
社会教育課程を学んだからこその就活の視点など
④ 質疑応答
今回の座談会は、二日間にわたって開催されました。講座は、4年生の先輩方をゲストスピーカーとして迎え、一人の先輩につき5~6人のグループを作り、座談会形式で行いました。20分×4クールでローテーションを組み、全員の先輩方のお話を聞くことができるように構成しました。
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就職活動を始めたばかりの3年生に向けて、工夫した点や力を入れたこと、(公務員に内定した先輩方からはモチベーションの保ち方や勉強法などについて、)アドバイスをいただきました。また、実際に使ったノートや資料を持参して見せてくださり、3年生にとって大変ためになる講座となりました。
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特に印象に残ったのは、先輩方が現在の自分と同じような不安や迷いを抱えながらも、それを乗り越えた経験を語ってくださったことです。就職活動を控え、不安でいっぱいだった私達にとって、同じように悩んだ先輩たちがどのようにその時期を乗り越えたのかを具体的に聞けたことは非常に有益でした。先輩方の話には「自分も頑張らなきゃ」と強く刺激される部分が多くあり、これからの就活に対する気持ちが一層前向きになりました。
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【学生の声】
〈企画者側からの視点〉
私たちは、進路をきめて就活を終えた4年生から就活に関しての話を聞き、不安を抱えこれから進路実現に向けて進んでいく3年生の不安を解消し、先輩の経験を活かすことを目的として、今回の就活ライブラリーを開催しました。今回の就活ライブラリーの企画で工夫した点は、誰にお願いするかと時間配分、初日の座談会方式を採用したという点です。企画をたてて行く中で難しかったのは、どの先輩をお呼びするのかという事と、時間配分を考える事でした。公務員に内定した人、企業に内定した人の人数比をどうするか、その上で誰にお願いするのかという事は最初の課題でした。しかし、今回は誰がどのような進路に進んだのかはこれまでの繋がりで知っていた部分と、先生から教えていただいた為、その点はあまり苦労なく進めることができました。(法学部 自治行政学科 3年 O.K)
今回の講座企画は、先輩方の就活体験を共有してもらう座談会形式で行われました。座談会という形式にした理由は、参加者がリラックスして意見を交わせる環境を提供するためです。この形式が参加者にとって、実際の就活に役立つ情報を自然な形で得られる機会となることを狙いました。100分間という限られた時間の中で、ゲストスピーカーである先輩方にできるだけ負担をかけず、かつ参加者が飽きないような構成にすることを重視しました。
実際に企画を進める中で工夫した点は、事前にグループで話し合って、連絡事項を整理して伝えることです。これにより、各メンバーが自分の役割をしっかりと認識でき、スムーズな運営が可能になったと思います。また、内容を考える際には参加者目線を大切にし、参加者が知りたいことや、学びたい内容を反映させるよう努めました。具体的には、参加者が疑問に感じるであろう就活の不安や疑問点に答えられるような質問を事前に準備しました。
良かった点としては、連絡や運営において、各メンバーが役割をしっかり果たし、協力し合いながら進行できたことが挙げられます。特に、ゲストスピーカーとの事前調整をしっかりと行ったため、当日もスムーズに進行できました。しかし、改善点もありました。それは、先輩方の話術に頼りすぎてしまう点です。もし、別のゲストスピーカーだった場合、進行がうまくいかない可能性もありました。たとえば、話す内容に詰まったり、時間配分が難しくなったりする可能性があるため、次回は、話題を振る人や進行役の役割をさらに強化する必要があると感じました。
(経済学部 経済学科 3年 T.E.)
今回は先輩方計7人に来ていただき、様々な職種のお話や就活対策を聞くことができたため大変勉強になった。社会教育という、同じことを学んでいる先輩方だからこその視点でお話を聞くことができた。毎年続けていくべき講座だと思う。
ただ、改善点もあったと思う。以下に気づいたことを挙げたい。
・先輩方のアポイントメントについて、最初に先生に声を掛けていただいたが、本来は自分たちで文面を作り、転送していただくなどするべきであった。
・先輩方が当日、時間が余ってしまい何を話そうか悩んでらっしゃったので、事前に3年生から聞きたいことを募って質問リストを作り、当日までにお伝えしておいた方が良かったと感じた。
・第二回目に、20分×4クール形式だったので、先輩方が同じことを4回話さなければならず、大変な思いをさせてしまった。
またキャリア講座を行うなら、最後のクールを座談会形式にすると3年生が相談できて4年生も休憩できるためいいかもしれない。
(人間科学部 人間学科 3年 T.Y.)
授業が始まってから本番までの少ない時間の中で班員とコミュニケーションを取りながら良い企画を作り上げることができたと思う。
私たちの班では担当の先輩を決めて個人個人でやり取りを行うというやり方で企画を進めた。当日に連絡ミスがあって、○○先輩が来ていないなどのトラブルが起こることなく円滑に進めていけたことが良かったと感じた。また、当然のことかもしれないが自分の担当の先輩へ連絡するのを忘れてしまっていたなどという人が居なかったのが良かったと思う。当たり前のことを当たり前に出来ないと、そもそも企画を作り上げていくことはできないと思うので、そういうところはこれからも自分の中で大切にしていきたい。企画者側として今回の就活ライブラリーに参加したが、様々な先輩方から就活に役立つ知識やモチベーションの保ち方を教えていただいた。先輩方から学んだことを生かして今後の就職活動につなげていきたい。
(人間科学部 人間学科 3年 S.R.)
〈ゲスト側からの視点〉
・司会の雰囲気づくりが上手く、話しやすい雰囲気だった。
・タイムキーパー役を置くのではなく、PCのタイマーを使って管理しているところに工夫があり、他の企画メンバーがファシリテート等の役を担えるようになっていて良かった。
・ゲストとしての視点では、後輩の学生たちにとって就活がいかに不安なのかが伝わってきて、不安になることではないと前向きに考えてもらいたい一心で話をさせてもらった。
・中には不安で涙を流す学生もいた。私は就活のノウハウよりもメンタルケアやつらい経験を乗り越える方法を人よりも少し多く知っているので、そういった「私ならでは」の経験を伝えられるように心がけた。
(国際日本学部 歴史民俗学科 4年 I.C.)
〈参加者側からの視点〉
今回の就活ライブラリーで、先輩方の話を聞いて不安が少し解消されました。公務員志望として勉強を続けている中で、このままで大丈夫なのか、どのくらいやれば良いのか、面接対策はいつからやれば良いのか、多くの科目がある中で、科目ごとの勉強方法、直前期のスケジュールなど抽象的な悩みから、具体的なものまで幅広く公務員試験に合格された先輩方からお話を聞く事ができました。このことは、不安を解消するだけでなく、今後の指針にもなるので私にとってとても良い経験になりました。今回の先輩方のようにしっかりと進路実現にむけて努力し、必ず、第一志望である裁判所試験に合格したいと思います。(法学部 自治行政学科 3年 O.K)
先輩たちの多くは社教での学びが活かせるような職業を軸として考えており、ガクチカとして話しをすることのできる場所を意識的に選んでいたり、社教の経験を自己PRとして盛り込んでいたりしていたため、実際に使っているのだなと思いました。私はあまり使えるかなと思っていた部分があったのですが、先輩たちのお話を聞いたら確かにいろんなことを経験させてもらっていることに改めて気がつくことができました。今まで社教を通して学んできた考え方であったり、経験であったりを存分に生かしながら自分にとって最適解となるような就職活動をしていきたいと思います。
(法学部 自治行政学科 3年 Y.Y.)
先輩方のお話を聞いて、知らない情報を多く知ることができた。何から始めれば良いのか分からなかったので、去年のこの時期に先輩方がやっていたこと(自己分析、企業分析、SPIの勉強)やそのやり方まで詳しく知ることができて良かった。先輩方のお話の中で特に印象に残ったのは、企業を選ぶ上で自分が何を重要視するのかを今のうちからはっきりさせておくべきというお話と若い今だからこそやりたいことに突っ走っても良いというお話だ。それを聞いたときに自分は、やりたいこと・好きなことに関係する仕事に就きたいと強く思った。それは決して楽な道ではないと思うが、挑戦してみたいという気持ちになった。ただ、やはり就活に対して不安な思いや心配な気持ちがある。しかし、先輩方は私たちのことを「大丈夫」と励ましてくれたり、応援の言葉をくれたり、ポジティブな気持ちになるようなことをしてくださった。それがすごく嬉しかった。また、社会教育課程の課程でやってきたことは就活にも繋がるし、後の人生にも絶対に役に立つと先輩方に言われて、今まで多くの時間を割いてやってきたことが無駄ではないということを再認識できた。もっと自分自身もみんなも自信をもって頑張ろうと思った。そして1年後は先輩方が私たちにやってくださったように後輩たちに胸を張って話したり、不安を取り除いてあげたり、支えられる人になりたい。そのために努力を惜しまず、前に進んでいきたい。
(人間科学部 人間科学科 3年 M.N.)
ライター:髙梨瑛士(経済学部3年)高木柚香(人間科学部3年)米川実李(人間科学部3年)