スタオケ2周年企画「バースデー」についての自分語り
スタオケ2周年までの数日、表題の企画のみならず、いろんな曲を演奏し投稿させていただいてました。お邪魔いたしました🙇
たくさんの方に聴いていただいた「バースデー(フル版)」
とっても楽しく演奏させていただきました!
全体を通した個人的なこだわりポイントは
・キメのタイミングを絶対外さない!(tuttiになるところ!)
・今、誰がメロディーを担当しているか?を常に意識する!(邪魔しない!)
・自分の役割(メロディー、対旋律、伴奏)のメリハリ!(出るとこは出る!)
・アップテンポだけど落ち着く!(ピッチがえらいことになる!)
普通のことを書きました
でも、少し意識するだけで劇的に演奏が変わるんです
この、方向性を共有しながら音楽を作っていく過程がとても好きです
ド頭 ヴァイオリン+ピアノから受け継いだワンフレーズ
いよいよ始まるよ!スタオケ発進!サックスどうぞ!みたいなイメージで吹きました
「ねぇ 調子はどうだい?~」のメロディーをくださりありがとうございます
何気ない、他愛ない会話をしてるイメージですかね、語り掛けるような感じです
フルート的に言うと、今回のDes dur(変ニ長調)は苦手な音の宝庫で、まず基本中の基本であるDesの音程がめちゃくちゃ不安定 Des(デス)苦手なんです
オクターブ上のGes、Asも放っといたらえらいことになる…し、そもそも音として鳴りにくい(言い訳はやめましょう)→結果、替え指で少し落ち着かせたつもりです
しかしまあ、いつものことながら編曲が素晴らしすぎて、練習がとても楽しいんですよね
一人で吹いてても楽しい、いわんや合奏をや、です
フルートの楽譜でめっちゃ好きなのは
・2番の歌詞でクラリネットがメロディーしているところの裏で動いてる対旋律、Cl.1stさんと同じ動きで、一緒に吹いている意識で演奏したのですが、どうでしたしょうか…私はこの雰囲気めちゃくちゃ好きです…メロディーの持っていきかたを共有させていただいたお陰です!!
・間奏でサックスがはちゃめちゃにかっこいいソロを吹いてる裏で、楽しく賑やかしてるトリル ポップスのフルートこういうのあるある~!となりながら吹いてました!映像でも強調していただいてました☺
3回目のトリル~ピアノへの受け渡し、あれどーなってるの…バッチリはまりすぎてて逆に怖い 吹いている自分でさえどうなってるのか分からない…ただ楽しく吹いてたので…
・間奏終わりの歌詞 「ねぇ 鮮やかなのは 外の景色か 心模様か」と「彩りなんてさ」の間で入るピアノとCl.3rdさんとの合いの手めちゃ好きなんですよ…ベース+ピアノの伴奏音源をいただいていたので、絶対にピアノに合わせるぞ、と気合いを込めました
裏拍から入る音型、シンコペーションは絶対に外せない
こういう細かいところ、メロディーとメロディーのつなぎ目がとっても素敵です…
・大サビ、フルートは高い音でピョコピョコ(なんて可愛いもんじゃないが…)やってます
ピッチは…本当ごめんなさい…の一言に尽きるのですが、おいしいパートをいただきありがとうございます
ストリングスが弓の根元でチャカチャカ弾いてるイメージ(オケのヴァイオリンでもこういう動きあるな…と思いながら)で演奏しました。
正直これはもっと練習できたかな、と今は思います
その時その時のベストのものを提出はしているのですが
あ~吹けるようになりたい~
書き出してみると全部裏方の動きばっかりですね
他の人がメロディーやってるのを聴きながら対旋律吹くのが好きなので…
ぼそっとツイートしたんですが、今回のアンサンブル、「アンサンブル」というよりは小さな「合奏」やな、という印象を持ちました
言葉の定義に違いがあるのかどうかは分からないのですが
10人以上の大所帯でのアンサンブルです!という割に、そんなに大勢いるように聴こえないな、と思って…
迫力がない、とか音に厚みがない、とかそういう意味ではなくて、良いか悪いかという意味でもなくて
私が思う「アンサンブル」は、それぞれのパートがある程度同じ力関係(?)で成り立つのかな、と思っているのですが、今回のはきちんと引き算ができてるというか、聴かせるべきところがちゃんと聞こえてて、伴奏や対旋律がそれを邪魔していなくて、すごくすっきり聴こえました。
十重奏!って聞くと、どんなカオスな演奏が!?!?と思ってしまう(乏しい想像力と経験値故に)
何度も途中経過を共有して、必要があればすり合わせをして…という工程を繰り返した結果なんだな、と思います。
これが楽しくてな~、合奏やめられないんだな~
ご一緒させていただいた皆様も、頼りになる方ばかりで好き勝手吹かせていただきました!
(何度もご一緒している方もいらっしゃるのですが、いつもフォローするタイミングを失っています…変なタイミングでこそっとフォローしても怪しまずにいてくださいましたら幸いです…)
ひとつ大きな作品が出来上がって、ほっとするのと同時にちょっと寂しくもありますが、自分はまた細々と練習して、こっそり動画を上げてみたりしたいなーと思います。皆さんの演奏も聴きたいです、聴かせてください、本当に
最後まで読んでいただきありがとうございました!
Happy 2nd Anniversary!
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