奨学金が返済できない
学生時代にやむを得ず借りてしまった奨学金。
当時は奨学金の返済がどういうことかよくわかっておらず、
社会人になって
「奨学金が払えない…」
「滞納している…」など
初めてその大変さに気がついたという人は少なくないでしょう。
しかし、「奨学金で大学まで出たのに、奨学金が返せないなんて情けない、こんな状態なのは私くらいじゃないか…」
というようなお悩みはないですか?
実は奨学金の返済ができずに延滞をしている方が急増しています。
奨学金の返済ができないとどうなるのか。。
奨学金の滞納が続くと、ブラックリストになってしまうどころか、
財産の差し押さえをされる場合があります。
※給料を差し押さえられると、最大4分の1の金額が毎月借金の返済で差し引かれるため、今よりも生活が苦しくなるかもしれません。
奨学金の返済に困っている人のためにいくつかの2つの救済制度があります。
減額返還制度
奨学金の毎月の返済金額を減らして負担を軽減する制度です。
病気やケガ、経済的理由などから当初約束していた金額では返済が難しくなった場合に利用できます。
ただし返済する金額自体は変わらないため、月々の返済額が減る分、返済期間も延長されます。
月々の返済額さえ減らせれば着実に返済できるという人に向いています。
返還期限猶予制度
ケガや病気、経済的な困難、失業などによって返済が難しくなった時に、返済の期限を猶予してもらう制度です。
所定の書類を提出し、認められると適用期間の返済が猶予されます。
あくまで猶予された期間分の返済が延期されたものであり、いずれ返済することには変わらないので注意が必要です。
〘まとめ〙
奨学金が返済できないという方は年々増えています。
相談する事が、恥ずかしいことではございませんし
あなただけが特殊なのではないのでご安心ください。
まずは、奨学金という債務の特殊性を知っていただき、
債務整理をするのであれば、適切に行動できるように、
早めに華鼎(かなえ)国際法律事務所に相談ください。
華鼎(かなえ)国際法律事務所
弁護士 杉山 博亮