くろいかみさまとこども2021#22
ソウルの個展が終了してからいろいろと思うところを残しながらも、ただただ日常に流され、それなりに忙しい日々を送っていました。
そして10月半ばごろ、手持ちの仕事が静かに途切れました。多少残務はあるものの、この状態はほぼ無職…私はもうダメだ…世間に飽きられてしまったんだ…もう終わりだ…と毎度のように落ち込み、とりあえず1週間ほど山に篭るも状況は変わらず(そりゃそうだ)。ただ、その間に頭の隅っこにあった、追加制作ができないまま放置していたくろいかみさまとこどもの存在がググッと前に出てきました。
この時点で、くろいかみさまとこどもの最新作は#44でなんか縁起悪い数字、仕上げられないまま残っていた下描きがちょうど6点。これを仕上げればキリよく#50になるね。時間があるなら描けばいいじゃない。
ということで、「くろいかみさまとこども2021」復活。
描きはじめてしみじみ感じる、誰に求められるでもなく締切に追われることもなく自分で描きたくて描くという行為の尊さ。描き終わってしみじみ感じる、今年はじめに曖昧ながら自分に課した課題を案外きっちり達成したぞという実感。ちょっと早いけど、2021年おつかれさま!という気分です。
そんなこんなしているうちにポツポツ依頼が入り、ほぼ無職状態はひとまず回避。ありがたやありがたや。この先もなんやかんやで穏やかに絵を描いて生活していけますように。そんで、2022年はシリーズとか関係なく自由な絵をたくさん描きたいな。
これでおしまい。
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