転職あれこれ②
自分の仕事なのに言語化するのは難しい
キャリアに関する研修やワークショップ、相談の場合、自分自身の仕事の話を話すことは多いです。
職業名を答えることができる人は多いです。
しかし、仕事の内容となると「多岐にわたる仕事をしています」だったり
「○〇を作っています」「患者さんのリハビリを行っています」だったり
意外に大きな枠組みでの仕事の話になってしまいます。
スタートは1だった仕事が経験を積み、3~5になって、さらに任用範囲も広がってきたはずです。できることは増えているのに意識することがない。その機会もないといったところでしょうか。
キャリア選択に正解などない
「今の仕事は小さいころからやってみたいと思っていた仕事ですか」とたずねると、もちろん「小さいころからの夢でした」という方もいらっしゃいます。しかし「働いているうちに、この仕事をみつけました」という方や「最初は右も左もわからず目の前の仕事をしていたら、今の仕事に出会いました」という方もいらっしゃいます。
正解もないし、自由に選択できるといわれると迷う、こまるという方もいらっしゃいますが、それも含めてキャリア選択です。
仕事の内容は時代とともに変化する
私が学生のころ、自分専用のPCがあるという人はほとんどいませんでした。
世の中にワープロという機械があって、それを使える人もごくわずかで「ワープロを使って文書作成をする」という仕事ができる人は”凄い”と絶賛されていました。今やワープロという機械はどこかに存在するのかもしれませんが、個人専用のPCやスマートフォンなどといったものを仕事の中で多用している人も少なくありません。文書作成といった仕事でもこのように時代の流れとともに変化をし、物も変化しているのです。仕事内容も変われば、キャリア選択にも、学びや新しいものへの挑戦などといったことも入ってきます。キャリア選択に正解がないように、仕事の変化にも時間の流れは多少ありますが明確な道はありません。