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始めるよ、アゲイン。

世界、ペンギンの日らしい (さっき知った) 
4月25日は私の誕生日 d'e ふっかつリボーンデー。
本来ならふっかつライブのステージで、来てくれたベイビーちゃんにいち早くお知らせするはずだった、新曲リリース。

まだまだ不穏ワールド、もうこうなったらノーマスク平穏で集える日まで待ってもいいんじゃないかとも思いつつ、ライブは延期。
私にとってふっかつライブは
最後に歌った日から長い昼寝を経ての今
待っててくれた人達に ”ただいま” を、きちんと伝える場。

私のベイビーは今や大人になり
日本全国に散りばめられ、それぞれの場所で煌めいているそれを
集めたいのだ、同窓会じゃないけれど
また歌うことを告げた日から今日まで私が思う事といえば

久しぶり〜!元気だった?何してたの〜ってもうほんと
あの頃の青春を共有した仲間に会うみたいなとこあるし
やっとこさ歌い出す私の、のどちんこまで見てほしい気持ち。

いつか必ず、あなたに会えますようにと願いつつ
新曲「bulle」、リリースしました。
今日はその曲の話でも。
ライブが延びたから、speena(私が昔ボーカルをしていたバンド)の
セルフライナーノーツ、振り返りジャーニーも書けるしね。



喜びのスクショ


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何よりうれしかったのは、みんなが喜んでくれたこと。
曲を聴いて真っ先に、おめでとうと言ってくれたこと。
ここまで来るのになんだかんだ、がんばったじゃん私っていうのの
がんばった私を褒めてくれたようで。
また音楽やってよかったな、次はどんな音楽作ろうかなって
純粋なる音楽的欲求に素直になれる。
世界に勝負など、二の次なんだよ。

あたたかいメッセージをたくさんもらった
その全てが宝物、どうもありがとう。




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bulle / カナコspeena

speenaが解散して、ギターのシホと新しく ”Yvonne Sisters” を始めた頃、並行してやっていたのが私のソロ、 ”カナコspeena”。
バンドとしてのspeenaはなくなっても、その曲達は永遠に歌っていきたい、speenaを引き継いでいく、という意味合いでつけたソロ名義。

おそらく30、結婚して音楽を封印する1年くらいの間に作った曲。
全10曲のデモCDを作ってライブハウスで手売りした(ETRE SAUVAIES)、その中の1曲、の、リメイク。
まっさらな新曲を書く前に、まずはこの子達から出してあげないと今に繋がらない気がして。


曲。
カナコspeenaバンドでギターを弾いてくれている佐藤信二、あだ名はポンポンにアレンジを頼む。
去年のふっかつライブが延期になって、高まっていた音楽ラブが寸止め食らってベソかいてた時に、何人かと音楽を作ってて、あ、ポンポンともやりたいな、ねぇねぇしんちゃん好きにやってみてアレンジって渡したらもう、本気のやつ返ってきて、そこから始まった。

思い出す夜中の3時、部屋で一人弾いたピアノの旋律がそのままイントロになってる、その時間帯の空気感も。

美しく静かに1番が終わって間奏、物悲しくも華々しいストリングスからホーンセクション、ひりついた心の音はポンポンのギター、横山渉(わったん)のベースは水中で揺れる私の視界の中で唯一の確かなもの、水底という地面、そこから渇望するあの日の空を仰げば、水面に乱反射する光、眩しくて触れたくて手をのばす、遠い遠い光。


歌詞。
25から30までの5年間付き合った恋人との別れ。
バンドspeenaを失くして、こんどはこっちかって、気分ならどん底。
夜眠れなくなって痩せていく体、えぐれていく頬に太ももの脂肪を移植したりして、なんとか普通に生きてるように見せていた頃に、雨音だけが優しかった。
きっとこの頃はもう心を病んでいて、誰かといても一人だった。

付き合い始めた頃、なかなかにでかい爆弾を投げ込んできた彼。
ダサいの極み、でもまあいいよ、解決するなら少しくらい待ってあげるってそれが解決はしたんだ、何年かで、でもその時の私の心はもう死んでたんだな、彼への恋心が死んでしまっていた。

でも悪い人じゃない、だなんて、恋に情けなどかけるもんじゃない。
とんでもない理不尽が返ってくるだけだ、私は多分、それにめっためたにやられたんだと思う。男を、人を、拒絶する病気への後押しをしてくれた恋の歌。



” さよなら さよならって願ったよ何度も 

  愛の歌 どうして鳴り止まないの

  私を守ってくれもしない手を ねぇなんで 

  欲しいの ねぇなんで、愛しいの。”



あなたへの恋心が死んだ日から、あなたを物として扱ったから、
意思を持って私から離れようとするあなたは頭が高すぎて
認められなかったんだろう。




当時のカナコさんの歌を、今のカナコさんが歌う意味。
それを考え抜いて音にしてくれる佐藤信二はこんな人。


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美しい。



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ぱっと見、捕まってる私



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右、佐藤信二。左、横山渉。手前、天使。




そして、音ができたら絵、写真ですねってことでアー写撮影。
フォトバイ、Rimi Watanabe、りみちゃん。私の右隣、腕組みgirl。


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滲み出る、デキる人感。出会えてよかった。かっこいいな。
左はヘアメイク、かつらんと、すしざんまいはムラタマリエ。



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りみちゃんとはもっと一緒に仕事がしたい。惚れた。

いい写真、たくさん撮れてうれしい!

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最近の私はもっぱら、ネイルな人生を闊歩しています。
研修生。こんな環境なかなかない素敵具合。
実は一度、就活でエントリーして落ちてるというか、その時は会社で未経験者の応募はしてなくて。
わかっちゃいるけど応募だけしてみたんだ、素敵なとこだから。
ダメですよね、知ってます、お返事いいので!みたいなやつ、丁寧に。

そしたらご丁寧に人事の方からお返事を頂いて。
おっしゃる通り、今は未経験の方は応募していないのですが、いつか機会がありましたら、と。
あぁもうやっぱり素敵なとこじゃんって思って、お返事のお礼して。

就活きびしいなーって思ってた頃に、また連絡を頂いた。
この度、未経験者の応募を始めたので、もしまだ就職先が決まっていなければ、エントリーいかがですか、と。
覚えててくれたんだ・・・と感動したよね。
面接で初めてお会いした時、まずそのお礼を伝えたかった私に、
私も小林さんの最初のあの応募がなかったら、忘れてましたよって笑顔で言ってくださって。

面接の後、すぐに採用メールを頂いたんだった。
ね?すごく素敵な会社でしょう?入社したいでしょう?
入社・・・人生初だ。会社員になるのか、私。
やだ、かっこいい!!!

社長が素敵な女性だからか、会社には素敵な人しかいない。
新卒フレッシャーズや中途young、フォーティfourな私に等しく、技術を教え、叩き込み、叱咤し、励ましてくれる美人講師陣。
研修、燃える。休みの日だって勉強だ。しんどいけど苦じゃないぜ。

夢だからね。絶対掴むのよ。



しばし、突っ走ります。
余裕ができた時にはまた、振り返りジャーニーもやるよ。
読んでくれてありがとう!すっきーん。

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