裁縫をするために知っておきたい【手縫い針】のこと。

2024年1月23日 07:00

裁縫をする時に使う針にはミシン針、手縫い針があります。いろんな種類がありますが、違いや適した使い分けが分からないと『どれを使えばいいんだろう？』となってしまいます。
そこで、手縫い針についてまとめました。

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【手縫い針の種類と特徴】

手縫い針の種類には、大きく分けて2種類あります。
昔から日本で和裁に使われてきた『和針』と、アメリカから渡ってきた『メリケン針』があり、太さや長さを表す単位が異なります。

メリケン針は、『長針』と『短針』があり、長さと太さによって号数が付けられています。
「No．」や「番」「号」などで表され、1号～12号までの数字で数字の小さい方が長く太い針で、数字が大きい方が短く細くなります。

和針は、『四ノ三』とか『四ノ五』などと表します。前の数字が太さを表し、数字が大きいほど細くなります。後の数字は長さを表し、数字が大きいほど長くなります。

基本的に、粗く縫うときは長い針、細かく縫うときは短い針、厚地を縫うときは太い針、薄地を縫うときは細い針を使いますが、１番大切なのは自分の手にしっくりくる針を選ぶことです。

〇和針なら三ノ五、三ノ四。メリケン針なら6～7号長針など。
〇少し厚みがある生地向き。
〇糸を通す穴も大きいので、糸通しがしやすい。
〇ボタン付けや穴の補修など太い糸でしっかり付けたい場合に適している。
〇簡単な裁縫ならこの針１本でOK。

〇和針なら四ノ一、四ノニ。メリケン針なら9号短針など。
〇薄手の生地向き：太い針では針穴が目立つ。
〇ワッペンの縫い付けやバイアステープの始末など細かくまつり付けたい場合に適している。
〇細かいカーブなども縫いやすく、指の間隔に近い。

ウールなど織の密度が粗い布を縫う：メリケン針
絹や木綿など密度が高い布を縫う：和針

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針の種類や特徴を知って、もっと手縫いを楽しみましょう。(*'ω'*)