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性教育のあり方を考える
京都で助産師として働いていたころ、待合に旦那さんが座っていることや、子どもが一緒にエコーの映像を見たりする風景は当たり前にあった
そして、子どもがお産に立ち会うということも全く特別なものではなかった
上の子がお産に立ち会うときの様子は、結構おもしろいもので、親の不安や心配とは裏腹に、積極的にお母さんを励ましたり、お股を覗きに行ったりと様々
(もちろん大泣きをして、帰りたがる子や、寝る子もいる)
そして、もっと面白いのがお産に立ち会った後の、その子たちの様子だ
なんだかとっても誇らしげな表情をしたり、得意げにそのときの様子を話してくれるのだ
わたしの甥っ子もそのうちの1人だった
初孫で、たくさんの大人の愛情を一身に受けてきた甥っ子は、最初お母さんのお腹が大きくなっていくことにもあまり興味を示さなかった
そして、周りの大人がお母さんのお腹を触っていると、少し離れたり、一緒に触ろうとする様子は全くない感じだった
彼が、お腹を積極的に?触ったのは、赤ちゃんがうまれる数週間前で、
生まれたての赤ちゃんに会ったことがきっかけになったらしい
お母さんの膨らんでいくお腹の正体が、彼の中で理解できたんだろうか?
彼の中で何かしらの変化が起こったのかもしれない
お産のとき、最初は初めての環境で楽しそうにしていたが、どんどんその環境にも慣れ、そして飽き、みんなで帰ろうなんて言い出す始末
だけど、いざうまれるというときには、彼はお父さんの膝に抱かれてお産の様子を自分でしっかりと見ていた
(触っていいよと言うと、ちが(血液)がつくからやだ ○○のエプロン(多分手袋のこと)がない と言ってたけど)
そして、赤ちゃんが生まれたあとは、周りにいるスタッフに「○○赤ちゃん生まれたんだよー!」と、嬉しそうに、そして誇らしげに声をかけていた
その後も、赤ちゃんが生まれたということや、「ここから生まれてきたんだよ」というようなことを、色々な場面で話していたらしい
そして、彼は弟のことが、うまれてきた時から大好きになった
わたしは、これって、とっても素晴らしい性教育なんじゃないの?と感じた
性教育って、妊娠のメカニズムとか避妊の方法と思われがちだけど、
自分という人間を大切に思うことができるようになるための教育なのではないかと思う
自分というひとりの人間を、自分自身が知り、そして肯定的に捉え、
自分という人間を、自分で大切に思い、
大切にするための方法や術を知る
それがわたしの考える「性教育」そして、「生教育」
そんなわけで、
私は、「性」やからだの中の大切な部分に対して、間違ったイメージや情報を持っていない幼い子どもたちに向けて、『性教育』をしていきたいと思っている
そして、
やっぱり自分のからだの素晴らしさや大切さを伝える場は、家庭であるといいなーとも考えているので、『親子で一緒に』というスタイルがいいかなーと考えている