登山から思うこと
最近、小さな山登りをした
標高535mの小さな山なので、もしかしたら登山が趣味の人からしたら山登りをしたとも言えないようなものかもしれない
親友が国内にいた頃は、初日の出を見るために登っていた宮島にある弥山
最近運動不足だと感じていたし、気候もよくなってきたし、楽しいかもねと彼と朝から出発
こんなご時世になり、長年続けてきたベリーダンスとも距離ができ、
ピラティスも最近は行けてなくて、体を動かすと言えば、出勤のときと、家でやる簡単なストレッチ程度
怠けた身体には、久しぶりの運動らしい運動は堪える 笑
どんどん息が上がってきて、どんどん無口になる私たち
でも、周りにも登山を楽しむ人たちがちらほら
下山してきた人と「こんにちは」と交わす挨拶も心地よい
やっとの思いで頂上の展望台へ
頂上で食べるおにぎりの美味しさと言ったら!
普通に食べるおにぎりの何倍も何倍も美味しく感じた
こんなに心から美味しいおにぎりを食べるためなら、また登りたいと思った
そんなことを考えていたら、ふと2012年に行った屋久島のことを思い出した
大学時代の友人たちと3人で行った屋久島
登山も何も経験したことのない私たちが、思いつきで縄文杉をみにいこう!と計画した屋久島旅行
屋久島に何回か行った事のある同僚にガイドさんを紹介してもらって、登山をした私たち
標高1310m
早朝というか深夜に出発して、往復9時間くらいかかった気がする
良すぎない天気も、小雨も、ちょうど良くて、
気分を盛り上げてくれたガイドさんのおかげで、しんどくても許容範囲内だと思えた
よく、お産は登山に例えられる
終わりのみえない山道のしんどさ
体力もなくなってきて、最後の最後は気力で、前にただただ進んでいく感じ
山頂に着いたら、喉元過ぎれば熱さ忘れるという感じで、物凄い達成感と充実感に満たされる
そして、そこにガイドさんという伴走してくれる人がいる心強さ
ふと最近登った弥山のことと、9年前に登った屋久島の縄文杉のことを思い出した休日の朝
すっかり風邪が冷たくなって気持ちの良い朝
また美味しいおにぎり食べたい
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