なまえのこと
植物や虫の名前
時々、酷っ!と驚愕するものがある。
例えば「オオイヌノフグリ」
初春にさく青く小さな可愛い花
あんなに可憐なのに
オオイヌノフグリ・・・フグリ・・・
もう少し綺麗な名前にできなかったのか。
例えば「オオセンチコガネ」
別名「うんこ虫」
そもそも糞を食べて生きている虫なので
そう呼ばれても仕方ないのかもしれないけれど
日本語名であるオオセンチコガネにも秘密が隠されている。
名前の一部「センチ」
これは便所の古い言い方である雪隠(せっちん)が変化して
センチになったというのだ。
大便所黄金虫ってこと。酷っ!
とても美しい光沢を持ってる(黄金虫)だけど糞食べるから(雪隠=便所)ってこと。
酷い。可哀想だ。他になかったのか。
きっと同じような酷いなこれは、って名前はたくさんある。
それは時に面白くもある。
わたしの祖父は一番最後の子供って事で「とめたろう」とうい名前だった。
昔の人の命名センスって・・・と思う話である。