誰にでも伝わるデザインにするコツ4選
「デザイン完成!」
「でも、なんか伝わりにくい」
「誰にでも伝わるデザインにしたいけど…」
デザインを学び始めて、慣れてきた頃に感じること。
『伝わるデザイン』って何?
これを解決するために、
「この4つだけは意識してほしい!」
ということをまとめました。
たった4つです。
でも、これを知っておくだけで、デザインのクオリティが変わる!
少しデザインに慣れてきた人は、これから紹介する4つを意識してみてください!
境界線を加える
このマークを見て、どう感じますか?
「整ったデザインだ!」
「ありそうなデザインだなぁ」
「悪いところはない気がする…」
正直、これでも問題ありません。
撮影禁止といことは伝わります。
しかし…
色覚異常の人がこのマークを見ると、カメラのアイコンとバツ印が重なって見える可能性が!
そこで、境界線を加えると
↓↓↓
カメラのアイコンが認識しやすくなります!
ほんのわずかな違いですが、見る人全員が”撮影禁止”だと分かるマークになりました。
色の明度差を変える
次はこのマークを見てください。
どう感じますか?
「なんか見にくい」
「矢印だと認識はできるけど」
「良くないということはわかる」
さぁ、こちらの矢印も問題ありません。
矢印だと認識できている以上、このマークは意味をなしています。
しかし先ほどと同様に、色覚に異常がある方は認識するのが難しいです。
正直、色覚に異常がなくても見にくい…
「なんか目がチカチカする」という人もいるでしょう。
そこで、色の明度差を変えると
↓↓↓
不快感なく矢印を認識できるようになりました。
画像右側のように、縁線を加えるのも1つの方法です。
ぜひデザインに取り入れてみてください!
コントラストを意識する
3つ目は、このマーク。
セールや割引を伝えるために使えますが、どう感じますか?
「まぁ普通のマークって感じ?」
「ん?悪いところはない気がする」
「要素が少ないから直すところもない!」
なんて思わないでください!
確かに悪いところはありません。
ですが、このマークの目的は何ですか?
セール中・割引中だと伝えることですよね。
この視点でもう一度見てみると、あまり目立たないように感じませんか?
デザインは、ただ綺麗ならいい、整っていれば問題なし!といことではありません。
このマークのコントラストを意識すると
↓↓↓
今回は、コントラストを分かりやすくするために黒色を使いました。
最初のマークと比べてどうですか?
「あ、割引されてる」
というのが一目で分かるようになりましたよね。
どうしてもデザイン全体のまとまりが気になる人は、下の画像のように濃い同系色を使うのがおすすめ。
1番いいのは、赤色や黄色など目立ちやすい色を使うのがいいのですが…
スーパーの割引シールも赤色と黄色が多いですよね。
記号を活用する
最後は、この表を見てみましょう。
「見やすいし、まとまりがある!」
「これは、悪いところない!たぶん…」
「これは修正なし!というオチでしょ…」
ではなく、もちろん「こうすべき!」というのがあります。
それが、記号を加える。
1つ目2つ目でも伝えたように、色覚に異常がある人だと、色の違いを認識するのが難しいです。
そこで記号を加えると
↓↓↓
色関係なく、違いが明確になりましたね。
この”記号の活用する”方法は、どんなデザインでもできること。
文字より記号、記号より画像の順番で伝わりやすいです。
なので、記号にできるところは記号にしましょう!
この4つで完璧!
①境界線を加える
②色の明度差を変える
③コントラストを意識する
④記号を活用する
これだけ意識すれば、大体のデザインは伝わります。
もちろん、もっと高度な技もありますが、まずはこの4つ。
ぜひ意識してみてください!