言葉の3面

言葉の意味を制約して
その都度数を増やすのが学問

言葉の輪郭を透明にして、
そのレンズ越しに世界を見るのが芸術

言葉の輪郭って、意味って、あるようでない。個人の解釈のままに、無数の情報が包含されている。だからこそ、言語間のニュアンスの差は実体験と根源的なもの以外では埋まりにくいし、同じ母国語を有するもの同士でも意思疎通を図ることは難しい。
だからこそ、世の中を科学し記述するためには制限された意味の中での言語を作り出し、既存の言語の再解釈が必要であり、また、制限する意義が生まれたからこそ、逆に解釈を拡大する言語芸術にも価値があるのだ。

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