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リンク型HEROの紹介記事【遊戯王マスターデュエル大会毎日CSで準優勝】

大会で準優勝したHEROデッキの紹介

リアルの皆さんこんばんは! HERO同好会として主にマスターデュエルでHEROを使って配信しているVtuber、奏せいやです。この記事では2023年1月20日に開催された遊戯王マスターデュエルの非公式大会毎日CSにて準優勝したリンク型HEROの紹介をしていきます。リンク型HEROの構築や展開ルート、強みを全部語っていきます!

毎日cs戦績
一戦目後攻メタビ〇
二戦目先攻不明〇
三戦目先攻残機〇
四戦目先攻不明〇
五戦目後攻デスピア〇
六戦目先攻不明〇
七戦目後攻サラマングレイトサーキュラー×

先攻で不明が多いのはそれだけ制圧力が高いことの裏返しになっています

構築とカードの説明

まずはリンク型HEROの構築を紹介します

こちらが準優勝したリンク型HEROになります。HEROデッキと聞くと多くの方がファリス型を想像するかと思いますがリンク型での展開カードはイゾルデです。このデッキにおけるファリスは特殊召喚できエアーマンでサーチできるカードという理由で一枚採用となっています。では一枚ずつ解説していきます。

採用カード

ドロール&ロックバード

ドロバ3枚に違和感を持つ方もいるかもしれませんがこれには理由があるのでご説明します。
まず現在のマスターデュエルの環境は斬機やふわん、デスピアはパッチワーク型が主流でドロバが刺さる環境になっています。ヴェーラー無限も強いですが斬機相手では止まりません。一枚で止められる後攻札としてとても強く相手を攻めていけます。
第二の理由に相手の増Gケアです。ドロバを使った展開ルートは後ほど説明しますがリンク型ならドロバを使い増Gを無効にしながら展開できます。これがファリス型との違いでもありドロバを攻めてと守り、二つで使えるためフル投入となっています。

リナルド

リナルドはイゾルデ展開における必須パーツなので二αしてくれるカードです。
これをインクリースと対比して詳しく解説していきます。
どのデッキでも安定性は大切であり不要札は避けたいものです。ガンマは強いけどドライバーは採用したくない、というのは誰しもが思ったことだと思います。
ですので初動にならないカードを二枚も採用するのはリスキーではあります。ですがこれはファリス型のインクリと同じなので正直割り切りです。HEROというものは少なからずこういうデッキです。その中でインクリよりも優れているのはまったくの不要札ではないこと。
インクリは手札にあっても初動に絡みません。後攻ならサンライザーやトリニティの素材になれるかもしれませんが基本不要札です。さらにすべて手札に来るとファリスが機能不全になるのも辛いです。
リナルドはその点手札に引いても初動があれば展開に絡みさらに強い盤面を作れます。さらにすべて引いてもイゾルデが機能不全を起こすこともありません。
これらを踏まえファリス型の事故率を許容できるならリナルド二枚採用も許容できるかと思います。

キリビレディ

キリビはとても優秀なカードです。これの採用理由はデュランダルで持ってこれる点と特殊持ち、かつ戦士族。さらに手札から戦士族を特殊召喚できる。採用しない理由がないほどのカードで一時期三枚採用してました。
具体的にはヴァイオン入りが止められた時キリビがいればイゾルデに繋げ妨害貫通が出来ます。さらに妨害がない場合はリンク素材が一つ増えるのでアライブ入りと同じ盤面が作れます。エアーマンと一緒に引ければアライブと同じ盤面になります。
またヴァイオンやアライブが引けなくても戦士がいればイゾルデが作れ、状況によっては手札から戦士を特殊したりなど柔軟な行動を取れます。キリビを強いと思う場面は使えば分かると思います。逆にこれを弱いと思った時はありません。二枚引いてもイゾルデにできるのはいいですね。

増gとうらら

これは説明するまでもないと思うので割愛します。

ディナイアルガイ
HEROデッキにおけるもはや必須級のカードですね。実はリンク型ではディナイアルの星3がとても重要でこれでルイキューピットを作れます。これが少しでも違っていればこの型は瓦解してましたので幸運でした。

エアーマン

エアーマンは二枚です。二枚の理由は一枚だと初手に引いてしまうとアライブが弱くなるため、三枚だと重いからです。エアーマンは一枚初動とはいかずファリスがあればイゾルデを作れますので準初動札といったところでしょうか。またバック破壊も強力でイゾルデでサーチするカードは基本エアーマンにしています。

ヴァイオン

一枚初動なのでフル投入。これ一枚でアーデク、ちょうらい。デスフェニを作れるのはさすがです。なんだこいつは、たまげたなあ。

シャドミ

シャドミは二枚です。理由は一枚だと初手に来た時ヴァイオンが弱いため、三枚だと重いからです。特殊したときマスクチェンジをサーチできる効果はキリビと高相性ですが今回では見送りとなりました。マスク不採用の理由は後述します。

ネメシスコリドー

ルイキューピットのサーチ先。除外されてるカードを戻して特殊というディアボの親友、第二のディナイアル。必須ですが二枚も要らないので一枚採用。

ゼアルサーバス

特殊持ちの戦士族。。第二のキリビ枠。これがあればヴァイオンを止められてもイゾルデが作れそのイゾルデを止められてもキリビがあれば第二のイゾルデが出せます。ただし腐る場面もあるので正直なくてもいいです。これで勝てた試合もありましたが腐った試合も多いです💦 てか特殊召喚持ちのエレメンタルヒーロー増やしてくれよ~~涙。

ファリス

エアーマンでサーチできる特殊持ち戦士族。というかHEROはもっと特殊できるの増やしてお願いします。複数採用してもいいのですがリンク型はキリビやリナルドなどHERO以外のカードを採用している都合上出しにくくなっています。またデュエル中一回使えれば十分なので一枚でいいと考えています。主な役割はリンク素材。ですのでインクリースは入っていません。

ディアボ

必須カード。HERO展開の要でありヴァイオン一枚初動の根源。

オネスティ

デスフェニの素材+ワンキルブースト。初動にはなりませんがこれがあればエアーマンが4300となりジ・アライバルや高打点を突破できるため採用しています。あると便利。

ブルーD

基本的にデスフェニの素材ですが後攻の返しとして出して巻き返しを図ることもあります。珍しい場面ですとアトラクターを投げられるとアナコンダもイゾルデもしにますがブルーDを出してふあんに勝ったことが何度かあります。後攻から出す不意打ちブルーD強いです。

ニビル
誘発一枚で止まらないデッキが増えてきたので一枚採用。ここは環境によって使い分けてください。

融合
必須カード。以前はクロシープでヴァイオンを釣り上げていたので二枚採用でしたがルイキューピット釣り上げルート発見から一枚になりメイン枠の軽減と事故札軽減を実現しました。

おろ埋


入れない理由がない初動兼妨害貫通札。これ一枚でイゾルデが作れ、もしくはヴァイオン入りが止められてもイゾルデに繋げられる超汎用カード。一枚初動にもなれるし妨害を受けてもケアできる芸当はモンスターカードには出来ない器用さ。特殊召喚できる弱いヴァイオンとはこれのこと。

増援
もっとよこせ、そう言いたくなる最強の札の一枚。ヴァイオンにもなれキリビにもなれる。初動兼妨害貫通力を併せ持つ必須カード。

アライブ

最強の中の最強。複数引くと腐るがそんなもの些末事にする超絶パワーカード。これ一枚でデスフェニ、アーデク、バロネス、ちょうらい、手札エアーマンを確保する文句なしの最強カード。また相手のうららや妨害を吐かせることも出来、プランBやヴァイオン入りの露払いとほんと強い。

フューデス

緩和して欲しい最強カード。どれだけ最強があるんだ笑。これ一枚でデスフェニ、ブルーDが作れるのはHEROデッキならでは。

盗人の煙玉

プランBの主役。プランAはヴァイオンやアライブ入りですがそのヴァイオンを止められた場合イゾルデを作りプランBに移行します。ハリファイバーが現役の時はサベージ+デスフェニが出来たのですが現在これが廃れ新たなプランBを探していた時に発見したのが煙玉デスフェニです。この場合相手の手札は四枚、そこからピーピーングハンデスを行うので優位に進められます。初動が複数あってどうしようもない時もありますがこのプランBで勝った試合は数えきれないほどあり、素引きしてもプランAにそのまま組み込めば上振れ最強展開となれるので使い勝手はいいです。しかし事故札であるのもまた事実。しかし有効なプランBが他にないのが現状です。

デュランダル
イゾルデを採用するにあたって装備カードを入れないといけないので採用。素引きしてもキリビになれ妨害貫通力を上げられるため装備カードには珍しく事故札になりにくいです。

墓穴、抹殺の指名者
説明不要の汎用カードなので割愛させていただきます。

無限抱擁

自分のターンに引いても使える手札誘発なのと抹殺の都合で一枚採用。
詳しく解説しますとこのデッキのプランA盤面にはアーデクが出ます。そしてアーデクがいる時手札のモンスターは墓地に送れないのでヴェーラーや増Gなどは使えません。しかし無限なら伏せて使えます。アーデクとの兼ね合いを考えヴェーラーではなく無限にしています。

デッドリーガイ
リンク型において必須の一枚。ディナイアルを落とすとかいう展開エンジン。

ちょうらい

ネメシスコリドーの進化先。相手のサーチを封じる制圧カードの一枚。現環境においてふわんや斬機にぶっ刺さります。ふわんならこれ一枚で完封できるほどのパワーがあります。

デスフェニ

最強のHEROと呼んで差し支えないでしょう。イラストもかっこいい。ロイヤルで欲しいです。

アーデク

意外に思われるかもしれませんがリンク型ではシンクロも行います。リンク型とはいったい。イゾルデ型の方が正確かもしれません。
アーデクの優秀な点は構築によっては相手のニビルをケアできる点。また手札とデッキのモンスターは除外するため一滴と芝刈り、サーキュラーケアをいるだけでしてくれる点です。これはなんでも無効のバロネスやサベージにはない仕事です。守備力は低いですがデスフェニで相手の攻撃力は下がっているのでシナジーと呼べるでしょう。

ルイキューピット

コリドーサーチが優秀。さらにレベル3にしてアーデク。さらに墓地だとレベル4なのでクロシープで蘇生可能のチューナー。クロシープルイキューピットのルート発見はそこそこ革新的でこれでメイン一枠、エクストラ一枠の軽減、アーデク登場により一滴ケアと軽くって強くなりました。

バロネス

蘇生したルイキューピットとデッドリーで作るレベル10。レベル10シンクロならなんでもいいです。つまりバロネスです。

イゾルデ

イゾルデ二枚。このデッキの要です。以前は枠の関係で一枚採用のみでしたが二枚採用に変更しました。断言しますがイゾルデは二枚採用がいいです。まったく違います。
まずイゾルデ自体の説明ですが戦士族二体で出せるリンクモンスター。これで戦士族サーチとリクルートが出来ます。ハリファイバーやアナコンダなど同期はocgで禁止ばかりだけど規制されないカード。
サーチしたカードはこのターン使えませんがデッドリーの手札コストや後続のエアーマンをサーチできます。このカードで装備カードをデッキから墓地に送りリナルドをリクルート、墓地の装備カードを回収してまた展開していきます。これによりデュランダルならプランA、煙玉ならプランBに展開できます。
このカードを出すことが重要でそのためにキリビなどを採用しています。
このカードの強い点は素材は戦士族限定ですがその後の展開に制限はつきません。リナルド、デュランダル、キリビで三体そろえトロイメア、アクセスもこれ一枚でできます。この自由度の高さがファリス型との違いでもあります。
次に二枚採用の強さですが、これは相手の妨害を受けた場合や返しのターンにおいて真価を発揮します。
ヴァイオン入りに妨害を受け、イゾルデのサーチ効果にも無限ヴェーラーを受けるとアナコンダを出すしか筋がありません。しかし二枚採用ですとそこからゼアルやキリビ、ファリス、おろ埋ディアボを出して二枚目のイゾルデがいけます。これによりプランB続行となり煙玉デスフェニがいけます。
相手の妨害を受けてもプランBを達成できれば必然的に墓地にディアボとディナイアルがいることになります。ですので次のターンこの二枚を使ってまたイゾルデを作れば召喚権を使わすトロイメア、アクセスが作れます。
こうした理由からイゾルデ二枚はかなり強力な構築だと実感しています。

クロスガイ
フューデス入り時ブルーDを出すため、墓地に送られてしまったデスフェニの蘇生が主な役割です。ファリス型と違って必須ではありませんがあると便利です。

マスカレーナ
これは正直微妙な自由枠です。マスカレーナの採用理由は相手の増Gをドロバで止めた時に出す用で基本展開には絡みません。なくても支障はないので変える可能性もあります。ですがマスカレーナがいないとドロバ展開が煙玉デスフェニだけになってしまうので現在はマスカレーナにしています。変更枠としてはアライブに増gを受けた時のケアとして出すバグースカ、シャドミを墓地に送れるアルミラージなどでしょうか。

クロシープ


必須カード。この採用理由は展開ルートを見てもらえれば分かると思います。以前はクロシープでシャドミを蘇生、マスクサーチなどをしていました。リンク型HEROにはさまざまなタイプがありますがだいたい入ってます。

アナコンダ
必須カード。マスターデュエルで現在指名手配中。逃げて、全力で逃げて!!

トロイメアユニコーン
使い勝手のいいリンク3。イゾルデから出せます。

アクセスコードトーカー

最強の返し札。イゾルデから出せます。出す場面ですが主に後攻時、またプランB成功時の次のターンの巻き返しですね。プランBですと墓地にディアボとディナイアルがあるのでこの二枚でイゾルデを作りトロイメアを経由してアクセス。召喚権を使わずにアクセルを出して巻き返しを図ります。

ウーサ

ニビルケアの女神。意外に思われるかもしれませんがウーサでニビルを防いだことは何度もあり動画でも何度も登場しています。これはマスターデュエルではニビルのタイミングで光るためそのタイミングで出せるからです。仮にウーサを出す前にニビルを受けてもアナコンダデスフェニは出来ます。
ウーサの採用理由は妨害は受けたが素材はたくさんある場合やニビルケア、ドロバ適用下で作る盤面のマスカレーナリンク先などいろいろあります。

不採用カード

次に不採用となったカードの紹介です。

マスクチェンジ、ダークロウ

ダークロウの不採用は普段ファリス型を使われている方からすると訝しむ方が多いと思います。ツイッターで質問を募集したところこちらを気にされている方がいましたので詳しく解説していきます。

まず、以前は採用してました。その上で不採用としました。ですので机上の空論やにわかで不採用にしているわけではないということを先にお伝えさせていただきます。また私が一番好きなHEROはダークロウです。ただガチ目線だとリンク型だと不採用かなといった感じです。

第一の理由に基本展開に絡まないからです。クロシープでシャドミ蘇生、マスクサーチなどダークロウを前提とする盤面なら必須ですがこのデッキタイプではダークロウを出しません。素引き前提です。なら後攻でも使える誘発の方が強くなります。ダークロウを後攻で出してもあまり強くはないんですよね。マッチ戦だと後攻確定ならマスクを抜く方もいます。

第二に事故札だからです。マスクチェンジは一枚だけだと使い道がありません。またリンク型はHEROだけでなくキリビやリナルドなどHERO以外のカードも多くそれらとセットで引くと大事故です。

第三にマスクチェンジの使い道にサクリファイスエスケープがありますがこれが相対的に強くない点があります。たとえヴァイオン入り、効果にチェーンして相手がヴェーラーを打ちます。それにチェーンすればダークロウを出しつつHEROを墓地に落とせます。盤面はダークロウ+シャドミからのサーチorディアボ墓地の一アドです。
これがキリビだった場合を考えます。ヴァイオン無効。キリビ特殊。イゾルデ特殊。モンスターサーチ。煙玉落としてリナルド特殊、煙玉回収からのアナコンダデスフェニ、墓地にディアボとディナイアル。煙玉でピーピングハンデス。盤面はデスフェニ+サーチ+墓地にディアボとディナイアル+ピーピングハンデス。稼いでいるアドが違います。相手がサイバースならダークロウだけでも強いのですが多くの場面ではイゾルデプランBの方が強く次のターンに稼いだアドを使って巻き返しができます。ダークロウ+一アドでは巻き返しが難しい印象です。それならマスクチェンジではなくキリビでいいのでは? となり不採用となりました。

第四にエクストラの圧迫です。これは仕方がないことですがマスクチェンジ採用には構築面からリスクを負います。二枚目イゾルデが出来ないなど相対的に妨害貫通力や柔軟性の低下を招きます。マスクチェンジとダークロウを抜いたことでデッキが軽くなります。

理由は以上です。ファリス型なら入れない理由のないマスクチェンジですがリンク型では様々な要因から不採用となりました。入れて一枚だと思いますしそれならないも同然なので最初から入れない、という結論になりました。
マスクチェンジ好きな方には申し訳ない。

サンライザーセット

HEROデッキワンキル量産機。このカードでミラクルサーチ、アブゼロ特殊。リキッドマン二枚ドローはさすがの展開力とワンキル力。こちらも以前は採用してました。
不採用の理由は初動に絡まない事故札だからです。リキッドマンやミラクルフュージョンは先攻では使い道がなく初動にはなりません。あくまで後攻用の札です。
なによりエクストラの圧迫です。サンライザーとアブゼロの二枚採用だけでもかなりきつい印象です。事故率のアップとエクストラの圧迫。これらを許容するほどの強さがあるとはならなかったので不採用となりました。

ダグザ、デスサイズ

刺さる相手にはめちゃくちゃ刺さるが刺さらない相手には無風。ふわんに刺さらないのとメイン一枠、エクストラ一枠消費する点。特に素引きすると事故に繋がりかねないので不採用となりました。リナルドなどパーツが多いデッキなので少しでも事故要因を減らしたいですね。それにデスサイズがなくても理想展開できれば勝てる試合が多いので。ただし採用圏内ですので好きな人は採用してみても全然いいと思います。もしかしたら環境によっては採用するかもしれません。

以上です。

展開ルート

おそらく最も気になっている人が多いだろう展開ルートのご紹介です。
まずはプランAから。

プランA ヴァイオン一枚

最終盤面

ヴァイオン通常召喚。シャドミ落とす⇒ディアボサーチ⇒融合サーチ。
融合発動、デッドリー召喚。デッドリーでディナリアル落とす⇒ディアボリクルート。
デッドリーとディアボでイゾルデ。エアーマン(なんでもいいです)サーチ。デュランダル落としてリナルドサーチ⇒デュランダル回収。

【ここでワンポイントアドバイス。ニビルを意識して二枚目リナルドを出す前にディナイアルを出そう。もし相手にニビルの反応があったらウーサを出してケア、墓地のディアボを出してデュランダル発動、キリビを持ってきて特殊、アナコンダデスフェニが出せるぞ! もしさきにリナルドを出してしまうとウーサは同名だと出せないので注意だ】

ディナイアル蘇生、ディアボデッキトップ。デュランダル発動、リナルドサーチして特殊。チューナーになったリナルドとディナイアルでルイキューピット。レベルを下げて3。ルイキューピットとリナルドでアーデク特殊。

【ワンポイントアドバイス。アーデクを出せればニビルケアできるがもし相手にリナルド二体の状況でニビルを打たれた場合、リンクスパイダーを採用していると墓地のディアボとアナコンダが作れるぞ!】

ルイキューピットの効果でネメシスコリドーをサーチ。ディアボリクルート。イゾルデとディアボでクロシープ。ネメシスコリドーをディアボを戻して特殊、ちょうらいをクロシープのリンク先に特殊召喚。クロシープの効果でルイキューピットを蘇生。ディアボリクルート。ディアボとルイキューピットでバロネスorアナコンダデスフェニ。

これでアナコンダデスフェニを作ったのが上記の画像です。
この展開だとクロシープが残っているので状況によっては使用したアーデクをクロシープで蘇生なんてことも出来ます。稀ですが。

アライブ一枚。もしくはヴァイオン+闇HEROorキリビ。もしくはエアーマン+キリビ。

お待たせの最強プランAです。アライブ一枚から作れます。それか二枚初動でも同じ盤面が作れます。

最強のプランA

アライブ発動。エアーマン特殊ヴァイオンサーチ、そのまま通常召喚。シャドミ落としてディアボと融合サーチ。デッドリー特殊召喚。ディアボリクルート。エアーマンとディアボでイゾルデ。イゾルデでエアーマンサーチ。

【この時デッドリーの手札コストをサーチしてきてもいいです。その時はヴァイオンを持ってきてデッドリーの手札コストにして大丈夫です】

イゾルデの効果でデュランダル落としてリナルド、墓地のデュランダル回収。デッドリーでディナイアル墓地。ディナイアル特殊。ディアボデッキトップ。デュランダルでリナルドサーチして特殊。ルイキューピット特殊、アーデク特殊。ネメシスコリドーサーチ。ディアボリクルート。イゾルデとディアボでクロシープ。ネメシスコリドーをディアボを戻して特殊。ちょうらい特殊、クロシープでルイキューピット蘇生。ルイキューピットとデッドリーでバロネス。ディアボリクルート。クロシープとディアボでアナコンダ、デスフェニ。

これが理想盤面です。もしヴァイオン+闇HEROならデッドリーを手札で作ります。そうすればヴァイオンとデッドリーの盤面となり同じ展開になります。キリビがいる場合もデッドリーとキリビができ同じ展開となります。エアーマン+キリビならエアーマンでヴァイオンサーチ、キリビの効果でヴァイオン特殊で同じ状況です。キリビは本当に優秀。

【上振れ理想展開】初動札+リナルドor煙玉orデュランダル

もし初手に初動+αがある場合。煙玉ならバロネスかデスフェニで割ってピーピングハンデスをしましょう。もしリナルドかデュランダルならイゾルデで煙玉を落としてリナルドリクルート。煙玉回収。手札にあるリナルドを出してそのまま展開すれば大丈夫です。これが決まって負けたことないです。

プランB

プランAはかなり強力でサーチ封じになんでも無効、フリーチェーンの破壊。さらに手札には後続もあるなど成立すればたいてい勝てます。しかし手札誘発や初手によってはそうはいきません。そういう場合プランBを発令します。妨害されてもまだ戦える、それがリンク型HERO!

戦士族二体を場に出してイゾルデを作ります。これはアライブ入りならエアーマンと戦士族。もしくはヴァイオンとキリビ。エアーマンとファリスなど組み合わせは様々です。時にはキリビ、キリビもあります。またおろ埋ならシャドミを落としてヴァイオンサーチ。ヴァイオンでディアボを落としてディアボ特殊でプランBを達成できます。

展開例
イゾルデで戦士族をサーチ。イゾルデで煙玉を墓地に送ってリナルドリクルート。煙玉回収。イゾルデとリナルドでアナコンダデスフェニ。煙玉を発動。デスフェニで破壊してピーピングハンデス。

これの強い点は相手に誘発を使わせた上で作れる点です。誘発を使っているので手札は四枚、そこからハンデスするので三枚になります。また相手のカードが分かるため止めどころも分かります。
また後続が多く手札には戦士族が一枚以上、墓地にはディアボ、ディナイアルがありたいていのことはできます。生き残ることが出来れば巻き返しは可能です。サイバースデッキにおけるヒートソウルのような立ち位置です。

このプランBで勝った試合もたくさんあり相手の超融合などのマスカン、一枚しかない初動を捨てて勝てた時にしか得られない達成感があります。このプランBを成立させるキリビやおろ埋は優秀なカードです。

ドロバ発動した時の展開

相手に増gを打たれるとかなりきついです。その時初手にドロバがあれば相手はそれ以上ドロー出来ません。しかし自分もサーチが出来ないので辛いですがリンク型なら展開できます。
展開例
場にデッドリーがいる状態から始めます。ディナイアルを落とす。ディアボをリクルート。イゾルデ特殊。リナルドをリクルート、煙玉回収(ここでデュランダルを回収してもサーチが出来ないので注意)。イゾルデとリナルドでアナコンダ。ディナイアル蘇生、ディアボを戻してリクルート。マスカレーナ。デスフェニ召喚。煙玉発動してハンデス。

これによってデスフェニ+アナコンダ+マスカレーナ+煙玉ができます。マスカレーナはアナコンダとリンク召喚してトロイメアやウーサになれます。相手の手札は分かっているので使い分けて戦いましょう。

展開例は以上です。

リンク型の細かな解説

これまで構築や採用カード、展開例を説明してきました。どうだったでしょうか、リンク型の強さや魅力は伝わりましたでしょうか? なんですって? やっぱり使う気にならない? いいでしょう、では細かいところも解説しましょう。

事故率は? 初動の安定性はどうなの?

おそらくリンク型HEROを使う上で躊躇する理由がこれでしょう。リナルドという初動にならないカードに装備カードが二枚。ファンデッキかな? 事故する未来しか見えない分かります。その疑念を払しょく出来るかは分かりませんが数字をお見せしましょう。
このデッキの初動率は88%です。これはドロー確率というサイトを使った試算です。マスターデュエルのお試しドロー百回した結果では94%でした。
このデッキには事故札は確かに多いです。ディアボ二枚素引きとか辛いです。ですがアライブ、ヴァイオン、増援、おろ埋、フューデスなど一枚初動も多く二枚初動を加えればもっとです。

妨害に弱いのでは?

最近マスターデュエルに実装されたサーキュラー採用のサイバースデッキの妨害貫通力はさすがの一言ですがリンク型も相手の妨害を考慮して構築しています。
まずアライブがそのまま貫通札でもあること。これで相手のうららや出てきたエアーマンに妨害を打たせ通常召喚したモンスターでイゾルデやアナコンダが作れます。またキリビなどで戦士二体を並べればプランBが出来ます。

後攻は弱くない?

後攻の強さを測る重要な指標が手札誘発の割合です。このデッキは42枚でそのうち手札誘発は11枚です。割合は26%となっておりこれはその他環境デッキと比べて遜色ありません。若干低いくらいかな? さすがに相手の理想展開を許すと挽回は難しいですがそれはどのデッキでも同じです。また手札によっては不意打ちブルーDが出せるのでそれで逆転勝ちなど後攻の勝ち筋はあります。

このデッキに至った経緯

デッキの内容とは関係ないので飛ばしてもらって大丈夫です。

もともとマスターデュエルではファリス型HEROを使っていたのですがもっと強くなりたいと思いネットで調べていたところリンク型を発見。その当時はドライトロンや鉄獣が全盛期だったのでダークロウが強くダークロウを確定で作れるリンク型が強かったんですね。それがリンク型を作るきっかけでした。リンク型はHERO縛りがないため構築の自由度がとても高く様々なタイプを作ってきました。ハリファイバーがまだいた時のバロネスHERO懐かしいです笑
しかしハリファイバーはマスターデュエルでも禁止を受け別の構築の模索に入らなければなりませんでした。一番の問題点はイゾルデを出してどうする? 問題でしたね。アドを稼いでアナコンダデスフェニはさすがに弱すぎる。かといってイゾルデ+リナルド+キリビで強い盤面作れるか? 散々悩みました。
その時発見したのが煙玉でありこれをプランBに採用。メイン一枠使いますがいい働きをしてくれています。
その時はルイキューピットの上手い使い方が浮かばずコーラルドラゴンを出してからバロネスしてましたね。バロネス+ちょうらい+デスフェニ。アライブ入りならデスサイズもセット済み。これもかなり強かったのですがエクストラの枠とデスサイズという事故札がね💦 それを軽減するためと芝刈り対策として60枚HEROを構築。デュエリストカップ2stageでは224戦して勝率54%でした。60枚構築も楽しかったです。これはサンライザーセットもあったのでサンライザーで決着する試合も多かったです。

そんな時動画撮影のためいつものように展開しているとクロシープの蘇生先にルイキューピットがいることに気づいたんです。レベル4のチューナーです。試しに出してみました。
革新でしたね。なぜ今までこれに気づかなかったのか。そこからアーデクの採用に繋がりデッキが洗練していきました。そして現在に至ります。

このデッキに至るまで様々なタイプのリンク型HEROが誕生していきました。それらはYouTubeにて動画公開しています。そうした経緯と経験、小さなきっかけ。それでできたのがこのデッキです。もしかしたら今後も新しいHEROデッキが誕生するかもしれません。それを考えるのは楽しいですし、もしかしたらそれを作るのはこれを読んでいるあなたかもしれません♪

最後のあいさつ

ここまで読んでいただきありがとうございました。この記事がお役に立てたなら幸いです。HEROデッキと聞くとファリス型を思い浮かべる方が多いと思います。ファリス型もいいデッキですがリンク型もとても楽しいデッキです。なにより自由度が高く自分なりにカスタム可能! あなただけのリンク型HEROデッキだってきっとあるはず。ぜひ自分のHEROデッキを作って遊んでみてください。
それでは皆さんさようなら。ガッチャ! 楽しいデュエルだったぜ♪

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