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島ぐらし10日目〜2週間後の島
いきなり初回の投稿が10日目となるが、実は旧暦8月9日(9月23日)
島では8月マティが行われる頃に島ぐらし初日を迎えた。
その日から出来事や感じたこと、想いを書き残しているが、
9日間ほどで一時的に地元に帰り、残務を済ませてきた。
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そして今日、続きの10日目の始まり。
忘れないうちに再来島から書き始めてみる。
9日目までのドタバタはまた振り返って書くことにした。
前回の島しごとの9日間で、しっかり仕事の内容は教えてもらっていたが、
今日は朝から1人で任され、かなりの不安。
でも島の長老おじいが、「本土に帰ってきたのか〜?」と気さくに声を掛けてくれて心が和んだ。
戦中を強く生き抜き、戦後は島のために大事業を成したおじい。
器が大きい。
実はおじいはいつも朝10時間頃にやってきて、昔話をいろいろしてくれる。
ばりばりの関西人の私には、聞き取れない沖縄の方言がたくさん出てくるけれど、
この、ほんのちょっとの時間が好きだ。
そんなおじいがいつも眺めている景色。
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さて、今日の仕事が終わってから、浜に行ってみようと思った。
前回いた時には、慣れない毎日で仕事終わりの後はぐったり夕寝をしてしまっていた。
体と心がそれどころではなかった。
住む環境と仕事の環境をもまるっきり変えてしまうのは、結構なストレスだったんだと今は思う。
そしてそのまま夕刻、反対側の浜へ行き、夕陽が沈むのを眺めた。
アコークロー
この時間は本当に素晴らしい。
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この情景を
ゆっくり静かに眺めるキャンプ中の若者。
浜辺の親子は、お母さんと中学生くらいの女の子。
一人で動画を撮っているかと思ったら、早足で帰途につこうとする私。
皆それぞれの時を生きている。
私が早足なのは、島の夜は一気に真っ暗になるからだ。
この記事を書いている部屋の近くで、や〜る〜(ヤモリ)が鳴いている。。