![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119706638/rectangle_large_type_2_bf532b1d919ac8b09ed5618fbeecf0f0.jpg?width=1200)
島ぐらし16日目〜下の名前
寝込んでしまった昨日。
昼に帰ってきて起きたのが夜中。
でもずいぶんましになった。
島の特産品のうちの一つに島で採れた海水から作られた塩がある。
これが超人気。
神の島と言われるだけあってか、そこで採れた塩はパワー強めなのか・・
お土産にとまとめて買われる方も多い。
今日はその塩の製品を納品しに業者の方が来られた。
初めましての私の顔を見て、すぐに気づいてくれて声をかけてくれた。
「初めてだよね?お名前は?」
お答えすると、「え〜と、下の名前は?」
そうなんです。
沖縄では下の名前を重要視する。
特に島では同じ名字が多いこともあるんだろうが、
でも下の名前を呼ぶのは、本島でもよくあることで、
女性に対しては旦那がいようが居なかろうが、下の名前を呼ぶことが多い。
特徴的なのは、音の伸ばし方。
例えば、かなちゃんという名前の方は、「か〜な〜」となる。
なんとも可愛くて親しみ感がある。
私の場合、年齢もあるし(たぶん…)昭和な名前で伸ばしにくいし、すぐにそんな親しみ感は出ないけど、
でもやっぱり「さん」付で下の名前で呼ばれることが多い。
基本、島人は人見知りさんが多い。と、私は思っている。
この人は島で働く人なんだと認識されると、その表情に笑みが見えてくる。
子どももそう。
中学生に「おはよう」と言って、言葉を返してくれた時、
あ〜認識内に入れたんだなと自己確認出来る。
よんな〜よんな〜
ちょっとずつ、慣れていこう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119708720/picture_pc_9e3f604a4cadee42cea81fd752feb425.png?width=1200)
お昼は食事処のお手伝いをしているので、
賄いのご飯をいただく。
これがとても美味い。
朝も夜もあまり食べれないので、私の体は賄いのご飯で生かしてもらっている。
ありがたい。
ここに来て本当に思う。
ごはんを作ってくれる人、本当に有難い存在。。