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環境トップクラス!黄デクの使い方解説
みなさんこんにちは、わたりと申します。
普段は関東圏内やリモートでユニオンアリーナを楽しんでいます。
今は亡きDCGであるヴァンガードZEROからの友人であり、ユニオンアリーナの師匠でもあるshiraさんからユニオンアリーナを勧められ、「トリコが参戦したらやります」と冗談で言ったところ、2週間後に参戦が発表されてユニオンアリーナを始めました。
今回は、現在強デッキとして知られる黄デクをぜひ皆さんにも使っていただいて、デッキを、そしてヒロアカを好きになってもらいたいと思い執筆を決意しました。
拙い文章ですが、争奪戦の移動時間にでも読んでいただければと思います。
実績
伊織もえ祭 優勝(個人8-3)
UA池袋杯(ドラゴンスター池袋店さんの非公認大会) 予選5-1 (56人中4位)
ユニアリフェス愛知
ワンバト4-2(22位オポ落ち)
3onチーム6-2 個人6-2(20位オポ落ち)
タバオ杯(2/11開催・主催タバオさん)本戦予選・サブイベ合わせて8-0
オポ落ちだらけですが、ある程度黄デクを使えるとは自負しております。
デッキコンセプト
各フィールドの特徴であるワンフォーオール(以下、OFAと呼びます)を集め、攻守ともに優れたBP5000・4000を並べながら、8枚ある除去手段によってこちらにとって都合の悪いカードを除去し、盤面を有利にする。
デク・オールマイトは複数カードがあるため、必要エナジー数+名称と呼ばせていただきます。(例8デク)
レシピ
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伊織もえ祭の時のレシピです。
現在は使用率上位にGGOや電王のような狙い撃ちが多いため、お茶子2枚を2デク・3代目一枚ずつに変えています。ですが、信号機やアルまども多いためお茶子採用型でもありです。
採用カードの理由・使用枚数
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黄デクの強さを支える、なくてはならないカード。スペシャル含め合計8枚の除去手段は、8デクのBP5000の壁を越えてくるカードやレイドシャイのような一定条件ブロック不可のカードを除去することを第一に意識しておきましょう。
また中盤〜終盤にハンドに来た使い道のないOFAやファイナルを有効活用することもできます。
ハンドが3枚しかなく、かつ盤面に3代目や煙などのドロー手段やAPを払ってインパクトを持てる4デクがいない時に万縄を使う場合は、手札のうち1枚を万縄のコストに使い手札が2枚になるため、APを余らせることがないようにエクストラドローを忘れずに。
相手のライフが残り2枚の時、あえて狙い撃ちのインパクト持ちを温存することでアクティブトリガーが振られたキャラを避けて攻撃できたりすることも強みです。(盾スペで消されることが裏目ですが)
キーカードなので4枚採用
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盤面に出てきた8デクを起き上がらせライブ差が大きい時に無理やり一点を取りにいったり、終盤に下記の3デク・4デクを起き上がらせ相手のキャラをブロックに使わせることも出来ます。逆に言えば盤面に志村・8デク・4デクがいないことで、次のターンにインパクトが来ないことが相手にばれてしまうので、ハンドや盤面から試合展開を考えて使う必要があります。
8デクを出した直後に万縄と組み合わせることも非常に強力なので、万縄と志村はセットで置いておきたいところ。だからと言ってデクを出したターンに即使うのが鉄則というわけではありません。志村を使うタイミングは他の方がわかりやすく書いてくださっているので、他の記事もぜひご覧ください。
相手の盤面・ライフに直接干渉できることから4枚採用
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3代目BP2000上昇は、2.3.4エナのデクのBPをあげて攻撃の質をあげたり、8デクをBP7000にすることでBP4000のキャラにアクティブトリガーを振られたとしてもインパクトを押し付けることができます。(オールマイトには適用できません。)
下記の煙同様、ドローが出来ることも優秀。
他のカードの枚数から検討して、お茶子入りなら2枚、なしならOFAの種類を揃えやすくするため3枚採用
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相手のキャラの効果や狙い撃ちからデクを守ります。スペシャルに狙い撃ち付与を採用しているGGOに対して使うと、相手は盾スペ以外でそのカードを除去できずに頭を抱えることになります。信号機等には1ドロー以外の効果は役立たないので、相手のデッキによって盤面におくか2オールマイト等のコストにするか検討しましょう。
相手のデッキタイプによっては刺さる(現在は特にGGO)ことがあるため3代目より優先し、3枚採用
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盾スペや青カラーからデクを守ってくれます。他のOFAと異なり、レスト状態でも使えますがOFA3種類以上は他のOFAと同様。
トリガーはついていないものの、試合展開に余裕がある時に設置しておくと相手の盾スペでの巻き返しも許さず、より勝利に近づくことができます。とはいえ、自主退場ができないので4デクのコストにも出来ないことから(相手の盾からスペが来れば退場して4デクが発動出来ますが…)1.2オールマイトで早めに場外に送ることが多いです。
活躍の場面が限られるカードですが、名称をそろえる必要があるため2枚採用。
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序盤に出してOFAの種類を増やしにいったり、中盤・終盤のブロッカーとして前に出しつつ後続のデクを探しに行くことが主な役割です。序盤はフロントラインに出せないOFAが多いので、相手のBP1500アタッカーを蓋できたりライフを序盤に一点取りに行くことができるこのカードは貴重な存在です。また、狙い撃ち等でBP2500以上のキャラを倒してオールマイトのアタックが通るように工夫することも時には必要。レイドシャイや4エナ咲への防御としてエナジーラインで温めておくのもおすすめ。
序盤OFAがない時に必ず種類を増やしに行く必要があるため、4枚採用。
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2個玉であり、かつ余分なOFAを他のカードに変えられることが強みです。1エナオールマイト同様、レイドシャイ等からの防御手段になりうることもありがたい。(終盤はOFAの種類が4.5種類のことが多く、2個玉がなくても戦えないことはないので、前に出すことがあります。)
地味にゲットトリガーで、突然2個玉が手に入ることがあることも助かります。
2個玉は序盤にOFAが3種のみの時、5エナで8デクを出すことが多いなどの理由で貴重なことから4枚採用。
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盾スペやハンドスペ、相手の除去効果からデクを守ってくれるありがたい存在です。しかし過剰に使いすぎると、狙い撃ちでデクだけ消してターンを返されたり、レストかつ次ターンアクティブ不可に指定され、後続のデクを出せなくなるので、相手のデッキに合わせて使う必要があります。間違っても初見デッキを相手に出すのはやめて、万縄などのコストにしましょう。アクティブトリガーなのも偉い。
1枚だと引きたい時引けるか怪しいので2枚採用。ワンバト環境等では非採用です。(ミラーは狙い撃ちがあり、オバホの個性消失弾の対象にされると絶望のため)
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序盤に出して、相手のエナジーラインから出てきた低パワーのアタッカーからライフを守ってくれます。これは地味に大事で、黄デクが弱いタイミングであるOFAを揃えている序盤を補強するカードです。(OFAが揃ってない時、あえてライフを削ってOFAを落としにいったりドロートリガーでOFAを引きにいくこともあるため要検討)
ワンドローワンディスで手札に溢れたOFAや必要のないカードを捨てられます。またエナジーラインが埋まってしまっていたり、1AP払って3種目のOFAを出すのは避けたい時に無理やりOFAの3種類目をドローディスで捨ててカードの効果を起動できるようにすることも出来ます。あと大切なのは、手札がOFAだらけでデクがいない!という状況を少しでも避ける役割です。(3代目や煙はデクがいないと使用できないので)
とはいえ、他のカードよりも優先度が劣るため1枚採用ですが、お茶子がいない時は2枚採用。
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トリガーがついてないからって、何してもいいと思ってるんですか!と怒られそうなカード
たまに焦るとAPを起こし忘れるのでご注意を
(回収するカードをAPの上に置くと忘れにくくていいかも)
回収しなくてもAPを回復することができますが、何も回収できないとハンドが一枚減るだけなのでハンドが少ない時は無理に使わずに万縄のコストにすることもあります。8デクを基本的に回収したいですが、OFAの種類が少ない時はOFAを無理せず取りましょう。トリガーがないのが気になりますが、OFA、8デクをサーチできる貴重な手段のため4枚採用。
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ステップなので雑に前に出せて序盤の弱さを補強できますが、貴重な2個玉なので裏に置いておくことも選択肢として忘れずに。(基本は8デクにスペシャルを使うので消されないだろうと思うかもですが、アクティブのオールマイトの横に置いて、オールマイトが殴ったらスペシャルで吹き飛ばされる、またはまだOFAが3種類ないことでBPが3000であり青カラーで戻される、相手がスぺを複数枚持っており無理やり一点通すために使用されるなどリスクがあります)
序盤はエナジーとして、中盤以降は4000アタッカーとして機能する隙がないカードです。インパクトを持つ4デクよりもブロックに使う優先度は高めになりがち。
貴重な2個玉、4000アタッカーのため4枚採用
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序盤はドロー、中盤・終盤はインパクトと、このカードも幅広く活躍できます。万縄のコスト分のカードをドローで回復できることが本当にありがたい。ドローを優先するか、OFAがないがドローよりも盤面に4000を出すことを優先するか検討する必要がある時があるので、練習時にその状況が来たらしっかり考えておくといいと思います。インパクトが偉すぎるため、もう一つのカラーよりも優先しています。
貴重な4000アタッカー、インパクト持ちのため4枚採用
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OFAが5種揃うと1エナで打てるので、エナジーラインが0枚でもOFA置く→スペシャルができます。(なので、リーサルを狙いたい時既存キャラの前出しがしやすい)
スペシャル効果持ちのデクよりも使いやすいので優先して4枚採用。
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このデッキの主役。OFAの種類数によって必要エナジーが減少し、最低3エナで出せます。使う時のワンポイントアドバイスは後述。当然の4枚採用。
試合のなかで意識すること
序盤
このデッキの最優先事項は、OFAを盤面か場外に置いて、複数のカードの効果条件である「場と場外のOFA3種類以上」を満たすことです。
1エナオールマイトや受け継がれし力、ライフから場外にカードを落とすことが主なOFAを増やす手段になることを意識しましょう。オールマイトや受け継がれし力でサーチしたカード以外を戻す時、山が一周することを考えて強いカード(4・8デク・スペなど)を上に起きます。また、スペやファイナルが何枚見えたかは覚えておくと盾でどれぐらい期待できるかが考えやすいためおすすめ。最初は難しいと思いますが、山をコントロール・記憶するのは他のデッキにも活かせると思います。(オバホナガンでも私はやっていました)
私もまだまだなので、一緒に頑張りましょう。
OFAのうち最初に置きたいカードの順位は、
①3代目、煙
②志村
③万縄
④四ノ森
です。
序盤は3代目、煙、4デクでドローをしてBP4000以上の3.4デクや8デク、スペを引きに行くのが理想の流れなので、ドローが出来る3代目と煙が一位です。
その次が4デクを置いた時に発動しても腐らない志村、デクがレストしているもののみで無駄撃ちになる可能性がある万縄、ラストが自力で退場できない四ノ森です。
また、このデッキの序盤の理想は、「OFAを3種以上揃えたうえで、壁になりかつ攻撃を通しやすいBP4000以上のアタッカーを置くこと」です。
4000アタッカー(3デク・4デク)を置くことが出来れば相手のエナジーラインから出てきた低パワーのアタッカーの攻撃を防ぐことができ、相手の4000の壁を越えて殴ることができます。(序盤、4000のキャラをブロックに使うことは少ないため、攻撃が通りやすい)
3代目、1オールマイト、煙とある場合は、一枚目に3代目か煙を置きますが、紫ブリーチやGGOのように除去か狙い撃ちがある場合は煙、信号機などない場合は3代目を置きます。こちらが先攻で相手のデッキがわからない場合、どちらにせよ腐ることがない3代目(8デクを+2000することでアクティブトリガーをケアしたり4000アタッカーが5000を狙い撃ち出来たりするようになるため)から置くようにしています。(最近は狙い撃ちが多いため、煙から置くことも検討しています。この差は好みです。)
序盤に出したオールマイトで回収するのは、もちろん手札にないOFAがカードが基本です。(OFAが3種ある、サーチ手段が複数枚ある、手札のデクの枚数が少ないなら4デクや8デクも視野)枚数が少なくかつドローに使える3代目と煙を優先的に(四ノ森は採用枚数が少ないため名称を増やすために回収しておきたいですが、使い道も少ないため他のOFAがある程度ある時に回収することもあり 状況によるので、練習しながら感覚を身につけましょう)、手札にスペがない時は万縄を回収することもあります。
中盤以降は基本的にコンセプトでも書きましたが万縄とスペでこちらに都合の悪いカードを消して試合の流れをコントロールしつつ、インパクトでライフを削ります。リーサルの殴り方などは、パターンが多いため割愛します。万縄の採用理由にも書きましたが、狙い撃ちインパクトは必ず最初に殴るわけではないことをまず意識しましょう。
万縄とスペシャルの使い分け
万縄はインパクト狙い撃ちを実現することでこちらにとって不都合なキャラを消しつつ、相手のライフを削ることができることや、相手のアクティブトリガーの適用先やこちらにBP4000以下しかいなくてもBP5000以上を避けて狙い撃ちインパクトをすることができることが魅力です。
留意すべき点として、万縄はレストにして使用するため、盤面に置いた次ターン以降でないと使用できません。
そのため、相手は何を出したら狙い撃ちの対象になるか考えながらプレイをすることができたり、ミラーの場合煙を使って8デクを守ってきたりします。
スペシャルは精度の高いハンド読みなどの例外はありますが、相手のキャラを不意打ちで除去できます。こちらがBP4000以下しかいない時にBP5000以上を除去できることも強みです。
留意点はAPを消費することです。
何当たり前のこといってんだ、と思うかもしれませんが盤面がスカスカの状態でスペシャルに1APを使ってしまうと相手の返しのアタックを通しやすくなってしまいます。そのためなるべくキャラの配置にAPを使用したいところ。相手のデッキタイプ(除去を得意とするかどうかなど)を見て、「次のターン盤面の再構成にAPを当てるから万縄ではなくスペシャルを今使おう。」など盤面によってスペか万縄かしっかり検討することが大切です。
ワンポイントアドバイス
8デクをフロントラインに置くと盤面に5000の壁が立って強いので、必ずフロントラインに置きましょう。
…すみません、嘘です。
でも初心者の方はこの一文を読んだら、その通りだよなと思うかもしれません。実は違います。
8デクをより使いこなすためのコツは「8デクを出すためのエナジー数を常に意識し、エナジーラインに置くことも検討する」ことだと私は思います。
8デクを出すための必要エナジーが4であれば2個玉2枚、3であれば1個玉と2個玉1枚ずつ、つまりエナジーラインに2枚のカードがあると8デクを置けるので、エナジーラインに置きつつOFAをリムーブなしで蘇生できます。
これは8デクをフロントラインに置いて何もせずスペシャル等で処理されるのを避けて、次のターンに確実の5000インパクト(狙い撃ちもつくことあり)をぶつけられます。
この強みのために、8デクを出すための必要エナジーがいくつなのか常に把握し、エナジーラインに出すことも視野に入れてみてください。
場外のOFAを他のカードと分けておくと確認しやすいです。
まとめ
黄デクはレイドがない、フィールドが何種類もあることから慣れるには苦労するかもしれません。
ですが、これまでまとめたことを頭に入れて繰り返し練習すれば、必ずデク達は応えてくれるはずです。これを読んでくれた皆さんが黄デクを自信を持って使えるようになることを祈っております。(ワンバトのために、ミラーの練習相手が増えると泣いて喜びます)
もし質問事項などがあれば遠慮なく聞いてください!納得してもらえるご回答を出せるかわかりませんが、できるだけ丁寧に対応させていただきます。
リーサルの殴り方など、私もまだまだ不十分なところがあるので、これからも練習し続けます。
ありがとうございました!