本番前の練習ってどうしてますか?
本番前はみなさんどのような練習をされていますか?
今回はこうすると良いよ!というような内容ではなく、自分のルーティンや自分以外の人の話を参考にまとめます。
私は、基本的に本番前の2週間前ぐらいに仕上がり度を100%にしています。
これは、計画しているつもりはないけど安心安全のために無意識にそのようになるように取り組んでいます。
ここからがいつも問題です、、
どう維持、もしくはアップさせていくのかというところ。
私は仕上がったら無闇矢鱈に弾きこみません。
とにかく手を動かしていることで安心を得られるって思っていた時代もありましたが、やればやるほど下手くそになることがあり変えました。
質より量にしちゃうと集中がもたなくて結果的に適当な練習を重ねてしまうからだろうと自分で分析しました。
質を重視した練習、
メトロノーム練習やとてもゆっくり弾いて指の動きと音のバランスを整える練習がメインです。
そして、文字通り「寝る」
頭の中で整理させるため睡眠は大切。
前日は弾いたり弾かなかったり、ちょこっと弾くくらい。
今ここで本番でもOKな気持ちになっています。
当日、
やることやったし「楽しく弾けばそれでいいや!」と開き直りのような気持ちで挑みます。リハーサルあれば上手く弾けるか弾けないかというよりも、どんなピアノか、音やペダルの伸びなどを弾きながらよく聴いておく。
いざ本番、弾いてる瞬間は
音楽に入り込む。この曲の良さを表現したい気持ち100%で弾きます。
そして、生徒さんたちの本番前を見ていると・・・
まず仕上がり具合が当日を90〜100%に持っていく生徒も結構います。
1週間前は70%くらい・・たまにいます。笑
私がヒヤヒヤします。
なかなかスイッチが入らない子、早めに仕上げていたい子様々です。
なかなかスイッチ入らない子は、音符が最後まで読めてとりあえずそれを最後まで通して弾ければそれが「仕上がり」と考えているのかな?と思います。
そうしてしまうと表現的なものや曲の深い部分までは演奏にありません。
早めに仕上げていたい子は、仕上がってからのスランプを抱えたり、それを突破するのに苦労することもあります。
弾けていたところが弾けなくなる。
いつも同じ場所で音を間違える。
でもこれらは練習での対処法があるのでそれを一つずつ着実にこなして不安を潰して演奏に自由をもたらす練習が本番まで続きます。
みんなそれぞれですが、きっと発表会などの本番を何度か経験したことがある方は独自のルーティンがあるのではないでしょうか