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あなたは視覚優位タイプ?それとも聴覚優位タイプ?
人には視覚優位タイプと、聴覚タイプ、に分けることができるということを最近知りました。
そのことについて調べてみるとレッスンの中で不思議だったことが腑に落ちます。
視覚優位タイプ
視覚的な情報があった方が物事を理解しやすく、覚えやすいタイプです。
私も視覚的優位タイプです。
例えば、物事を考えたりするときには頭の中に絵や図、写真が浮かびます。
小説を読んでいると、頭のなかはまるで映画館です。
季節、時間帯、景色、香りのイメージ、表情が映像で浮かんできます。
読譜もひとつひとつ音符は読んでいるけど、図として捉えている感覚です。
新しいことを覚える時に頭の中でイメージが湧かないとなかなか覚えられません。
聴覚優位タイプ
聴覚から情報に頼るタイプで、音に対して繊細な感覚を持っている人です。
例えば単語を覚える時に、書いて覚えるよりも聞いたり口に出すと覚えやすいタイプです。
耳で聞いたことは覚えやすいタイプなので、メロディーを覚えたらそれを再現できたり、モノマネも得意だったりします。
楽譜を読んで弾くのは苦手でなかなか進まないけど耳で聞けば再現しやすいです。
音符を読まずに、音の記憶で鍵盤を押しながら「この音だったかなあ?」と音を探るように弾くタイプでもあります。
この2つはそれぞれ特性として得意なことと苦手なことがあります。
自分に近い優位タイプの特性を理解することでやり方次第で覚えることが苦じゃなくなったり、別の自分にあった方法を考えることもできます。
音符の読みは「慣れ」ももちろんありますが、どうしても優位タイプによって音符アレルギーのように「読む」ことが苦痛な場合もあります。
音を「ミソファラ・・」と声に出してみたり、鍵盤の場所で覚えたりと様々な方法を試してみましょう。
こうでなくてはいけない!と思わず、自分に合ったやり方で向き合うのがピアノを長続きさせるポイントのひとつだと思います。