良い音で弾くためのタッチ
ピアノの音は鍵盤のタッチ、重さの置き方で音色が大きく変わります。
今回は基本的な手のフォーム(指)についてです。
習い始めてまもないとなかなか正しいフォームで弾くのは難しいことですが、なるべく意識をして練習しましょう
まず親指、1の指。
このように鍵盤をベッドと例えると指がしっかり寝ちゃってませんか?
べたっと鍵盤に指側面をつけて押している・・
これは良くないタッチです。手首も下がりやすいですし、指でのコントロールが難しくなります。
このようになっている場合は、親指全体を持ち上げ、振り上げて降ろすようにして弾いている可能性があります。
打っているような感覚に近いと思います。
親指は、下のように、爪の横あたりが少しつく角度で弾きましょう。
手首も安定し、音の強弱もコントロールしやすくなります。
指変えの時もスムーズになります
次に、2・3・4の指です。
第一関節が曲がりやすく、ペニャっとしてしまいがちです。
この関節は柔らかく下に押せば曲がりやすい関節です。
下の写真のように弾くと、強い音は出しづらく、音もなんとなくぼんやりふわっとした音になります。
また、速く弾くことも難しくなります。
ピアノで良い音で弾くには、下の写真のように第一関節は凹ませず、まっすぐをキープした状態で下に鍵盤を押せる方が良いです。
綺麗な音が出しやすいフォームです。
練習の際に自分の指がどうなっているかを観察してみましょう!