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どんな楽譜を選べばいいのか(クラシック基礎編)

今回はピアノを始めた方にとって最適な楽譜はどんなものかをお伝えしていきます。

ピアノの楽譜には、

テクニックを習得するための楽譜や、様々な曲集、作曲家ごとの曲集などがあります。


テクニックに関しては、独学ではなかなか難しいものですが、近いうちに動画で解説をしていけたらいいなと思っています。


テクニックを身につける本

◾️バーナムテクニック


子供から使える薄い楽譜。一曲が4小節程度のものが多く取り組みやすい。
奏法は実際のレッスンを受けた方がわかりやすい。


◾️おとなのハノン

少しピアノに慣れてきた人向け。指の動きを良くしたり、指番号を覚えるのに適した楽譜です。始めの方のページは取り組みやすいですが、中盤からは結構難しくなっていきます。

ピアノ教本

◾️大人のためのピアノ教本


1から始める人に分かりやすく書かれた教本だと思います。コードを学んでいくこともできるので伴奏の知識も得られます。冒頭は写真での説明もあります。しかし難点としては進みが早く、序盤で両手で弾く曲に突入します。理解はしやすいけどテクニックとしては難しい印象の本です。


◾️おとなのためのバイエル教本

始めのうちは取っ掛かりやすく、少しづつレベルが上がっていくように作られています。定番のリズムパターンも練習として出てくるので慣れるまでは難しいですが1冊終わる頃には初級程度の他の楽譜も読めるようになっていると思います。この教本の難点は、始まりはト音記号の中央のドから高い次のド、さらに高い次のドまでの音符が読めないといけません。ヘ音記号の音符が出てくるのはしばらくして少し手が慣れた頃になります。
本の冒頭に鍵盤の位置を示した説明ページがあるのでそのページをよく習得してから始めましょう


◾️シニア・ピアノ教本


1からゆっくり学べるため初めての方にはおすすめの本です。実際のレッスンでも良く使用します。記号や音符の説明も多く理解した上で実際に弾いてみる・・という流れになっています。このシニア・ピアノ教本が終わってから上で紹介したおとなのバイエル教本を使用するとスムーズです。


楽譜は実際に楽器店などで本の中を見てみるのをお勧めします。


楽譜を開くと

・見やすい!
・なんだかごちゃごちゃしていて分かりにくい

など人それぞれで相性もあります。

今回ご紹介した中で独学にお勧めしたい教本は最後にご紹介したシニア・ピアノ教本です。

ぜひ店頭で覗いてみてください

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