練習中の自分の手をチェック!変なクセついてない?
独学で学ぶ人にぜひチェックしてほしい手のチェックポイントについての記事です。
クセに気づき意識しながら練習をすればいつか必ず改善し、演奏が変わります!
弾いているうちに崩れてくる、正しい手のフォームをチェック
①手首だけ下がっていませんか?
手首は基本的に、手の甲から落ちることなく真っ直ぐを保ちます。特に音階を弾いている時に手首が忙しく上下することなく手首は真っ直ぐを保って弾きましょう。
ここで注意点が1つ。
手首に意識を集中するあまり、手首に力を入れて固定してしまう方もいます。
手首は力むことなく自然と水平に保ちましょう。
鍵盤に指を置いて弾くときの姿勢をとります。そして、ダラーんとわざと手首を下に落としましょう。その手首をもう一方の手の人差し指で水平まで上げてみてください。
そして人差し指は離しましょう。
ダラーんと下がっていた手首は人差し指の力を借りて水平になりますが、人差し指を抜いても力を入れずに保つことができますよね!
その感覚で弾きましょう。
②指の関節をグニャッと曲げて弾いてませんか?
鍵盤を押す前、綺麗な手のフォームを保っていても、いざ鍵盤を押すとなると第一関節がグニャっと内側に曲がっていませんか?
その状態での打鍵では、音のコントロールがうまくできず強弱をつけることも難しいですし、鍵盤を押すたびにグニャッと曲がるため早いテンポの曲を弾くことが難しくなります。
ちょっとしたトレーニングを1つご紹介。
両手の指同士を合わせて少し押し合うようにしてみましょう。その時にグニャッと関節が曲がらないように指先を保ちます。
指の腹で弾こうとすると関節は曲がりやすいです。そしていい音も出せません。
爪に近い指先で鍵盤を押すようにしましょう。