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épilogue: はやかわめぐるは速水奏さんになれたのか

ちょっと久しぶり。…っていうつもりが、かなり久しぶりになっちゃった。はやかわめぐるです。
3月に毎日記事を書いてた頃は最後の記事は「こんばんは。速水奏です。」って書くかな〜とか思ってたのが懐かしいです。烏滸がましいわ。

これまでのあらすじ

はやかわめぐるは4月上旬に沖縄で「夜を脱いで、一小節」速水奏さんのコスプレロケをするため、3月から1ヶ月かけてあらゆる準備をした!詳しくはこちら

どうやらこの記事が入るとちょうど30本になるらしいです。めちゃくちゃ収まりがいいですね。毎日投稿と言いつつ途中忙しくてサボった日とかもあったんですが、ちょうど30になるならまあいいんじゃない?という感じです。

撮影どうだった?

めっちゃ楽しかったです!!!!
そして、本当にめちゃくちゃ難しかったです。

私は、作品として写真を撮影することを目的としたコスプレは実は今回が初めてでした(同人誌即売会でのコスプレや、振りコピのダンスをするためのコスプレの経験は本当に少しですがありました)。スタジオとかで撮ってもらったこともないです。

なので本当に大変でした!メイクもなんだかいつもより時間をかけてしまったし、撮影場所でどのように動けばいいのか、ポージングは、表情はどうするのか、全然うまくできませんでした。

また、これはコスプレに慣れている方でも大変なのでは?と思ったのですが、沖縄の気候と海風が本当に大変でした。撮影は2日に分けて行わせていただいたのですが、2日目は特に風が強く、立っているだけでもサラサラの砂つぶが飛んできてふくらはぎにビシビシ当たってめちゃくちゃ痛かったです。

でも、速水奏さんについて一生懸命考えて試行錯誤する時間がとてもとても尊くて楽しかったです。

写真

撮っていただいたお写真をどうするか迷ったのですが、いい写真がたくさんあったのと、ポージングのインプットなどしているときに、やっぱりアイドルの写真集っていいなあ、と思ったのでWeb写真集という形にしました!

写真を数枚上げるのではなく、本だと捉えて組むと、やっぱり流れを考えたり、ページのどっち側にこの写真を配置しよう、とか、色々考えてとても楽しかったです。
あと、Web写真集ならではの、本の閉じている部分を意識しなくていい見開き表現ができるのが結構良かったです。

あと、これは本の形にしたこととは関係ないのですが、この写真たちは当然現像およびデッカい加工を施しているので、その過程でも速水奏さんへの解釈を詰め込むことができてこれまた楽しかったです!

ちなみにこのテンプレートはある程度流用できるので、もしこんな感じのWeb写真集を作りたいぞ!というコスプレイヤーさんや写真家さんがいらっしゃったらご相談ください。

それで、速水奏さんにはなれたの?

正直な感想としては、全然、全く、なれなかった!!!
速水奏さんはやっぱり世界で一番美しくて可愛くて最高のアイドルなので、私のような人間が1ヶ月頑張ってなれるような存在ではありません。

だけど、あの1ヶ月で、そして「速水奏さんとして」撮影をしてもらった経験を通じて得られたものは今後速水奏さんのことを考えていく上ではとても価値があると感じます。

私は過去に

  • ピアスを開ける

  • 髪をネイビーに染める

  • Hotel Moonsideをはじめとした速水奏さんの参加楽曲の振りコピ

  • 速水奏さんがカードイラストで持っていたケーキの再現

など、思えばさまざまな手法で幾度も「速水奏さんの視点に立つ」ことで速水奏さんを理解しようとしてきた経歴があります。

私が速水奏さんについて知り始めた頃に読んだ fumi1ka さんのDeep Dive into Kanade.H - 速水奏と映画 -という記事がとても印象に残っていて、いい記事なのでぜひ皆さんにも読んでいただきたいのですが、この中に "速水奏が存在する世界と私たちが存在する世界は、映画を通じて繋がっています" という一説が存在します。

私はこれに関して、映画に限らず、速水奏さんの行動を追体験すること、速水奏さんと視点を共有することが速水奏さんへの解釈を深める一手になると考えています。

今回、写真という媒体で「速水奏さんになる」という取り組みをした経験はその一つの極致であったと考えています。これからも速水奏さんについて考え、時には視点を共有しながら、プロデューサーとしての活動を行なっていきたいなと改めて思いました。

終わりに

2ヶ月近くかけてちょっとずつ書き進めた記事なので、読みづらいところがあったらすみません。
今回の試みを通じて、速水奏さんについてたくさんたくさん考えることができて本当に幸せでした。

それでは、はやかわめぐると、少しだけ、速水奏がお送りしました。
またね♪

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