さとりすと:里々ツールの「さとりて」「れしば」的な機能をさとりすとで使う
里々のツール「さとりて」「れしば」は結構便利です。便利なので「さとりすと」にも同様の機能を搭載しています。
さとりて
起動中のゴーストに任意の里々で書いたトークを喋らせる機能です。
トークを書いたら右クリックして「ゴーストに送信」で喋らせられます。書いたり喋らせたりそのまま保存もできるので簡単で便利です。
「さとりて」というタブもさとりすとに存在していて、「表示」メニューから「さとりて」を選んで表示します。
こちらは辞書ファイルを開かずに直接トークを入力して喋らせることができるので、里々に同梱されているさとりてに近いです。
「さとりて」では起動しているゴーストに無差別にトークを送ってしまうので、トークを書きながら他のゴーストを起動していると、他のゴーストを邪魔してしまうことがあるかもしれません。さとりすとでは読み込んでいるゴーストにだけトークを送るしくみのためそういった心配もありません。
れしば
里々のログを閲覧するためのツール「れしば」もさとりすとに実装してあります。
「れしば」について詳しくはこちら
「表示」メニューから「れしばイベントログ」を選んで表示します。「起動」ボタンを押すとれしばの情報収集がはじまり、ゴーストが起動している場合は自動的に里々を読み込み直してれしばに接続します。
(ログを出している間はゴーストの動きが遅くなることがあるので、使い終えたら「停止」を押しておきましょう。)
「リアルタイムビュー」では、「れしば」の表示と同様に単純に受け取ったデータを書き出しています。
「イベントリスト」タブではSSPからの問い合わせ(OnMouseDoubleClick などの SHIORI Event を含みます)と里々の実行結果がリストアップされています。
リストの項目をダブルクリックすると、その問い合わせに対するログだけをテキストエディタで表示します。調べたいイベント名でフィルタリングをかけることもできるので、たとえばダブルクリック時のイベントだけを調べたいなら「OnMouseDoubleClick」でフィルタをかけると便利です。
さとりすとがあれば「さとりて」や「れしば」を他に用意しなくてもゴーストのデバッグをすることができるので、これらの機能もよかったらためしてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?