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【資格について】役に立たない勉強が好き

こんにちは。[かなで]です。

皆さんは、何か資格を持っていたり、資格試験なるものを受験したことはありますか??

「資格」とGoogleで検索窓に入れてEnterを押してみると、

「年収が上がる資格〇〇!」
「人気資格ランキング10選!」
「取ってよかった資格を一挙紹介!」

などなど….ついついクリックしたくなるような色々な記事がヒットします。

昨今はコロナ禍の影響で「資格取得ブーム」なるものが世間を席巻したのも記憶に新しいです。

ある資格を持つ、ということは、ある分野に関して一定以上の知識もしくは技能を持っていることの証明になって、程度の差こそあれ、そこから仕事に繋がったり信頼を得られたりする「実務的」な効能が大きいです。

「私は〇〇が得意で、〇〇をすることができる」

「じゃあやってみせてよ」

こうなった時に、そんなんいちいちやっていたら面倒じゃないですか。

でも、「資格」を持っていればこうした本来必要な行為一切を、それを媒介にして省いた上で、知識や技能を持っていることを証明することができるんですね。

そういった面では、資格というのはものすごく便利で有用な発明だと思います。

これが資格の一般的な考え方であって、皆さんの理解も斯様であると思います。

ただ、僕は資格のもう一つの側面を重視していたりします。

それが、「持っていても年収が上がるわけではないし、仕事が取れるわけでもない、役に立たない」側面です。

例えば、税理士資格だったり公認会計士資格、行政書士資格などは職業に直結しそうですし、持っていれば職につけますよね。

僕が言うのはそういった類のものではなく、

「実務的に役に立たないのだけれど、自分が興味を持って引き込まれた、知的好奇心をくすぐられる」

資格です。

私は、「稼ぐため」「経歴を美しくするため」「他人と差別化するため」
そういった理由で資格の勉強をすることを否定するわけではありませんし、それはそれで高尚で素晴らしい理由だと思うのですが、自分が魅力を感じるところではありません。

そういった利害を全く考えずに、自分が好きで好きで仕方ないから勉強してるんだ、気づいたら相当に詳しくなっていたんだ、その結果として資格がおまけでついてきたんだ、そんな生き方の方が魅力的に感じます。

かっこいいじゃないですか。自分の世界を持っている人って。

僕はそんな、自分の「好き」を追求した非効率・非生産的な生き方こそが、人生の幸福度を高めるんじゃないかな、と思うんです。

そんな、「人生の幸福度を高める一つの手段」として、資格がより重宝されるようになったら素敵な世界になるんじゃないかなと、そう思います。



10月に英検1級、3月にロシア語検定3級を受けます。

取ったからといってどうとかなる資格でもないですが、単に外国語が好きなので受検します。

外国語を勉強している時や、その言語を手段としてコミュニケーションを取ったり情報を得たりすることに幸福を感じる僕に取っては、これらの資格は知的好奇心を十分に満たしてくれる、人生の幸福度を高める手段なのです。

資格勉強に励まれている頑張り屋さんのあなたも、興味のあることを追求し続けているあなたも、一緒に頑張りつつ、楽しみましょう^^


今年の4月から始めたロシア語学習の自作単語帳。


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かなで@慶應経済中退/海外
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