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【若人よ海外だ】アクティブ外こもりの実践

こんにちは。[かなで]です。

突然ですが皆さん、【外こもり】って聞いたことありますか?
定義は、こんな感じです。

《国内での引きこもりに対して、海外で引きこもること》特に目的もなく、海外に長期滞在すること。多く、日本でアルバイトなどをして得た金を物価の安い国で少しずつ使って過ごす。金が尽きたら帰国して働いて貯め、出国するのを繰り返す。

引用:デジタル大辞典(小学館)「外籠もり」


自己紹介でも書きましたが、私は大学中退後、仕事をやめて23歳の大半を海外、特にタイで過ごしました。

その経緯は別の記事に譲るとして、この記事では外こもりをちょっとだけ進化させた、私流の「アクティブ外こもり」について書きたいと思います。



アクティブ外こもりとは

まあ完全に私の造語なんですが、アクティブ外こもりっていうのは、

目的のない滞在である「外こもり」に対して、ある種の目的を持って、海外に長期滞在すること。

です。笑
聞こえはいいですが、それだけです。笑

例として、私の「アクティブ外こもり」の目的はこんな感じです。

①基本的にその土地の料理しか食べない。
②現地の人、もしくは海外の友人を作る。
③ホテルではなく現地の人の家に泊まる。
④現地の人となるべく同じような生活をする。
⑤自分と向き合う(かっこよ!)

「外こもり」って、最近だと結構いろんなところで聞くようになって、やっぱり負のイメージ、日本社会からの「逃避」みたいな文脈で使われることが多いと思うんです。

海外で引きこもる人々にあるのは、国内の引きこもり以上の悲壮感だ。旅行作家の下川裕治氏は、「日本で希望が見つからない、正規社員になれない、など基本的に失望があり、日本で頑張るより、アジアで仕事せずに暮らせるならそうしようという発想」と話す。

PRESIDENT Online 2012年9月3日号 相馬 瑠美 『外こもりー「何もしない」ために海外へ』


私がタイで暮らした大きな理由はそういったものではなくて、むしろ異文化に飛び込んで、ある種の居心地の悪さを感じつつ自分のアイデンティティと向き合う機会を持って将来を考えるため、みたいなものだったんですね。

なので、この記事では外こもりの負のイメージを払拭しつつ、新しい形での「外こもり」ー「アクティブ外こもり」の体験を紹介したいと思います。

アクティブ外こもりは、旅行やバックパックとは全く違った経験です。そして私はこのアクティブ外こもりを通じて、得るものが本当に多かったと実感しています。日本で、バイトや就職をしてなんとなく生きているだけじゃ手に入らないものが手に入ります。

自分の全く知らない土地で、全く知らない人たちと、全く知らない言語で会話をしながら生活をする…..刺激が多いのは当然です。

ですが、思い通りにいかないこと、投げ出したくなること、怖くなること、日本の常識が通じないことも、本当にたくさんあります。

海外生活はキラキラなんかしていません。
薄汚れています。拭いても拭いても綺麗にならない曇ったガラスのように。

でも、それを超える「魅力」がアクティブ外こもりにはあります。
自分の「財産」とでも言えるような体験です。

私は、大学生やフリーターの方は特に、まだまだフットワークが軽くて好奇心旺盛で考え方が柔軟な20代の人たちには是非、ちょうど海外に行ってみたいなあと考えているなら絶対!!なんとしてもこの外こもりを人生で一度は経験してほしいと思って筆を取りました。(PCだけど….)

外こもりには障壁が多くあります。
働かなければならない、そんな無責任なことはできない、そう簡単に海外にいけるわけがない、などなど…。

でも、学校を卒業してから40年以上働くんですよ。
だったら最初の方の数ヶ月、1年くらい別の経験に昇華したっていいじゃないですか。日本に帰ったら嫌でも働くんです。

まあそんな不安などを払拭できるような章も書きますので、ぜひお茶やコーヒーでも飲みながら「そんな生き方もあるのかあ」って感じで読んでいってくださいね。

(第1章)滞在期間の支出(当時の家計簿公開)
(第2章)滞在費用の貯め方(実際の例/給料明細公開)
(第3章)続・滞在費用の貯め方:実践例とコツ
(第4章)おすすめの国
(第5章)言語はどうすればいいのか
(第6章)住む場所を探す
(第7章)注意しないといけないこと
(第8章)やること:1日のスケジュールの作り方
(第9章)外国人の友人の作り方
(第10章)外国人の恋人の作り方
(第11章)心理的なハードル/人とは違った生き方
(第12章)帰国後
(第13章)おわりにーアクティブ外こもりで得たもの

….って次回に続くんかい。

                       次回に続く


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かなで@慶應経済中退/海外
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