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乐华15周年演唱会旅行記in上海③2024.8.23〜25
1人になった後も、お兄さんは心配してメッセージをくれた。
警察官はまだこない。
微信は受信したメッセージを自動翻訳してくれる機能がある。
海南島の時もこれでタクシーのお兄さんとやりとりしながら森林公園に行ったっけ。ほんと便利なアプリやな微信💚
代言企業フォローしてたら壁紙くれることあるし、cottiの注文も微信やし、観光地の入場券なんかもアリペイだめで微信のところあるので、中国へ行くなら必須のアプリ。
いつか行こうと思っている方はぜひ準備を。
しばらくすると、キョロキョロしながらやってきた男女2人組の警察官。
どう見ても私探してるよね?と思って、手を振ってみる。
やっぱり2人は私のために来てくれた人で、まずパスポートの提示を求めてきた。
ビザフリーのシールを貼られた面を開いて、航空券の予約等の紙と一緒に手渡す。
しばらく2人で何やら話しながら書類を確認していたけど、頷き始めたので「これはいける?!」と思ったその時だった。
「彼はどういう関係?」
え?👀
女性警官に質問されて、ちょっと一瞬面食らう。
彼?
…あぁ!お兄さん!
え、これどうすればいいん?
友達って流せばいいの?正直にいうの?
とりあえず「中国語は話せないからねー。」という素振りを見せ翻訳アプリを開き文を作り始める。『ホテルの人が…』
…いや、なんかこれ、まずかったらどうしよう?💦
もしかしたらお兄さんが私との関係を何か伝えてて、それと同じこと言うのか確認するために聞かれてるのかもしれない。
そこまで考えた時、ふとさっきまでやりとりしてたメッセージが蘇った。
『困ったら連絡しぃや(関西弁で脳内翻訳)』
…お兄さんっ!!!😭
「うぇいしんっ!!」
これしかない!という思いでスマホを差し出し、お兄さんとのメッセージの画面を見せる。
女性警官は、それを見てふんふんという風に頷き、男性警官と何か話した。
この行動が合っていたのかどうなのか…ドキドキしながら2人の動向を見守る。…と、男性警官がシールを慎重に剥がし出した!
女性警官も、がんばれ!というようなジェスチャーをして、それを見守る。
私も息を飲んでそれを見守る。
少しずつめくり上がる面積が増え、ちょっとずつちょっとずつパスポートから剥がれていく忌まわしいシール…!
最後の端っこが、パスポートからきれいに離れた時、思わず女性警官と一緒に拍手をしていた。
そしてその後、ポケットから新しいシールを出してそのページに貼り、私に返してくれた。
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144時間トランジットビザフリー。
8/29まで滞在OK。
その文字を見た瞬間、思わず涙が溢れてきた。
これでこのまま上海にいられる!
これで明日イボに会える…!
女性警官は「泣かないで」というジェスチャーをしながら私に近づき、肩を抱いて頭を撫でてくれた。
この歳になって泣いて頭をヨシヨシされるとは。
しかも異国で外国の人に。
しかし…なんて心地いいんや!!!
「しぇしぇ…とぅーびえがんしぇ😭😭😭」
汗と涙でまぁ見られた顔じゃなかったやろう私に「旅を楽しんでね!」と、そんなようなことを言って、2人の警察官は、かなり離れて見えなくなるまで手を振りつつ去っていった。
めっっっっちゃえぇ警察官やん!😭
めっっっっちゃ優しいやん!😭
日本におったらめっちゃ悪い中国人のニュースがいっぱい入ってくるやん?私が中国に行ったら、いい人にしか会わないんやけど?!いい人ばっかりなんやけど?!
感動いっぱいでパスポートをウェストポーチにしまい、改めてスマホを見たら、お兄さんからメッセージが入り続けていた。
はっ!お兄さーん!!😱💦
無事シールを貼り替えてもらったことを伝えると、さっきタクシー降りたところで待ってるよと。
急いで空港の入り口に向かう。
多分この時、顔はかなり緩んでたと思う。
もう空港中の人見て!
この軽やかな足取りを…!
そんな気持ちで入り口に向かった私。
しかし、目の前に現れたタクシーが、もう一つの悲劇の現実に私を引き戻した。
罰金…😱
乗り込んで、その後大丈夫だったのかをきく。
警察からの警告メッセージの画面を見せてくれたが、別れる前に見た画面と同じだった。
幸い、追加の罰金はなさそう?(という解釈でいいのかな?)
とにかく私が払うからね!と、そう伝えて出発進行!!
ホテルまで約1時間。英語、中国語、日本語を織り交ぜながら話をしつつ向かう。
なんとお兄さん、同い年やった👀
えー!!そんな偶然ある?!👀
「你是来看王一博的吗?!一个人?!」
その時になって、初めて私が1人で来たことを知ったお兄さんは、すごく驚いてた。でも王一博なら仕方ない、ぐらいの頷きを返してくれて、テンションが上がる🤣👍💚
「王一博は日本でも人気があるの?」
「あるよ!すごいよ!」
「明日コンサートがあるの?どこで?」
「虹口」
「サッカー場か!」
王一博の話から、もしダメやったら台北戻ってやり直すことも考えてたことや、仕事の話まで、いろいろ話し込んでたら、あたりがキラキラしてきた。
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「ぴゃおりゃーん!」
スマホで写真撮ってたら窓を開けてくれた。
風も心地いい🎵
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車の中からやのに撮りまくってた私をかわいそうに思ったのか、
「もし時間が大丈夫なら夜景を見に寄ろうか?1人やと写真撮れへんやろ?撮ってあげる。」
「えー!いいのー?!😆」
自撮り棒も持ってるけど、せっかく申し出てくれているのだからと、お願いすることにした♫