腎細胞癌3︰検診センターからのおしらせと病院選び
人間ドックで「泌尿器科で精密検査を受けて!」と言われた翌日。
さて病院の予約を…と思ってふと気が付きました。
精密検査ってことは大きな病院じゃなきゃだめだろうけれど、紹介状は?
どこの病院がいいの?
そもそも、人間ドックからなんか資料をもらえる?
……病院に行くだけなのに、大量の不明点が。
それぞれの回答は、こうです。
人間ドックから資料をもらえるのか
→もらえます。
紹介状をもらえるので、それをもって大きい病院へいきます。
通常は検診結果と一緒に郵送、急ぎで調べたほうがよいものは検診センターからその旨電話連絡があり、すぐに書類を送ってくれます。
私は電話があってすぐに書類を送ってもらえました。
精密検査は大きい病院で?
→そうです。
少なくとも腎がん疑いの場合、造影CTとMRIができるところでないと、高確率で別の病院にかかり直す羽目になります。
どこの病院がいいの?
→周囲に経験者がいれば、その話を参考にされるのがよいと思います。
私の場合は、
1.家から通える範囲
2.ダビンチという手術支援ロボットの実績数が多い
の2点に絞って探しました。
その結果、駐車場が狭くて難易度高いとか入院時の個室が取れなかったとか病棟にWi-Fiとんでないとかいろいろ不満はありましたが、トータルでは大満足の通院・入院結果となりました。
現時点ですでに手術は終わってるのですが、今後も通院が続くことを考えると、通いやすい立地というのは大事だなと思ってます。
ぎりぎりまで悩んだ私立病院は、設備はいいし病院食も美味しいらしいんだけど、遠いんだよねえ。
さて、ちらっと出てきた「ダビンチ」。
これは、保険適用のロボット支援腎がん手術に使う機械です。
腎腫瘍が小さい場合は部分摘出手術になることが多いのですが、その時に使われます。
私の腫瘍は3cmほどと、部分摘出になる可能性が高かったため、これの対応数を重要視しました。
ちなみに小径腎がんの治療だと、ほかにも凍結療法、重粒子線療法があります。
ただしこちらはどこでもやっているわけではなく、また保険適用にならないケースもあるので、強い思い入れなどがなければ腎部分摘出手術でよいのではないかと思います。
そんなわけで、次回からいよいよ、診察開始です!