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華生ばかり #0032

 今日は自らネットカフェです。只今てっぺん超えたぐらいの時間。以前仕方なく泊まったネカフェが怖すぎたんですが、普段観ない作品とかを観る機会にもなるので、仕事が煮詰まったら情報インポートの時間に出来るのはいいなぁと思いまして。とにかくここ何年か、殆どテレビやら映画を観ないので。今日使わせて頂いているネカフェは、女性専用の洗面所とかトイレ、パウダールーム(すっぴんで来てるから関係ないけど)等が充実しているので、こないだのところよりもずっと安心感があります。個室は普通に狭いですが、現在これを書いている場所はラウンジなるお部屋で、禁煙ですが、椅子と机の高さがちょうどいいので、仕事するには最適です。喫煙ルームも近いので。(でも無理なんだろうけど、私吸ってるのiQOSなので、禁煙のところでも吸わせてくれよと最近思ってきた。副流煙出てないから! 水蒸気だから! 空気清浄機の目の前で吸ってても何の反応もないから! 「そんな時代になるはずです」と、あいこす屋のお姉ちゃんが言っていましたけど。本当かな?)

■嫌いが転じて溺愛に

 需要はほぼないだろうから、どうしようかなぁと悩んだんですが、お一人の方が「朋ちゃんについてのことを是非知りたいです」と仰って下さったので、誠心誠意書かせて頂くことにしました。「華原朋美」という歌手(人によっては「お騒がせタレント」だと思います)に興味がないとしても、ひとりの人間が、ひとりの歌手に対して高校時代から今日に至るまで強烈な、そして特殊な想いを抱き続けているという話ですので、どうぞお読み頂ければと思います。

 まず、あのデビュー曲の「keep yourself alive」(年齢的に知らない方もいると思いますが)。あれのPVをカウントダウンTVで観た(聴いた)のがファーストコンタクトだと思います。あのパンダメイクは誰が考えたのか知らないんだけど、ものすごい強烈で、しかも似合ってたので「何この人?」とまじまじ観てしまったことを覚えています。そして同時に「すっごい声だ」と思いました。当時、華原朋美ファンの人は、彼女のそれを「クリスタルボイス」と呼んでいて「なるほど、上手いこと言うなぁ。確かにそんな感じだ」とか思っていました。当時の私は高校生で、歌が上手いとか下手だとか、そういうのを判別できる耳も知識も感性もなかったので「とにかくすごい声」ということだけが印象に残りましたねー。その時は別にファンになったわけでも何でもなく、ただ単に「そういう人が出てきたんだな」ぐらいの印象で終わっただけでした。

 それから何ヶ月かしてからだと思うけど、私がその人を「華原朋美」という歌手だと認識したのは「HEY! HEY! HEY!」で、彼女が「I BELIEVE」を披露する際、ダウンタウンの二人と立ちトークしているのを観た時です。浜ちゃんに「あなたが小室さんのマジタレですか」と笑いながら聞いていて、彼女はへらへらしながら「マジタレって何ですか?」と聞き返し、更に「小室さんに、ダウンタウンの言うことは信用しちゃダメだよって言われてます」みたいなことを「ふにゃふにゃ、ゆらゆら」した感じで喋っていたのを強烈に覚えてますね。私としては「あれ? この人。あのPVの、目の周りが光ってた人かな?」ぐらいの感じだったんだけど、観客は既にかなりキャーキャー騒いでたと思う。なおかつ、会話の意味はあんまり分からなかったんだけど、どうやら小室さんの彼女なんだなってことは分かったの。で、すごい可愛い人だなというか、その当時はそんな言葉すら知らなかったけど「華がある」とは、まさにあの頃の華原朋美さんのことを言うんだなと。今ならそう思う。そりゃ売れるに決まってる。本当に、立ってるだけで輝いてんだよ。スポットライトが当たってるわけでもないのに。さらさらのストレートヘアで、黒の(ヘソ出しの)スーツを着て立っている姿から、何だか知らないけど「スター性」しか感じないんだよ。あの頃の朋ちゃんは本当に、凄まじい華があるよ。因みにあのスーツは、主にGUCCIだったそうで。日本屈指のスタイリストさんを専属として雇っていたとか。

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