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華生ばかり #0050
遂に#0050まで来ました。これも普段購入して下さるファンの皆様のおかげです。有難うございます。そして今後も変わらぬご愛顧を賜れますと幸甚に存じます。
というわけで今日も猛暑。早く秋が来ないかなーと思っていますが、どうやら台風の爪痕がすごいらしく、秋刀魚の水揚げ量なんかも最悪だと聞きます。自然の驚異にだけは勝てないですね、人間は。私は季節としては生まれ月が関係しているのかどうかは分からないですが、秋が一番好きです。秋に着るお洋服としてブラウンやボルドーを身につけるのも好き。私は10月にはお誕生日があるので、それも個人的には「自分に何を買おうかなー」と考える楽しさもあったりします。今年は和風曲芸のための節約の年なので贅沢はしない予定ですが、すっかり遠ざかっている温泉にでも行こうかなと。遠のくと恋しくなるもんですね。
■「仕事、やめよう」
↑当時の画像
……と思っていきなり公式サイトに「吉川華生、終了」と記載したのはいつだったかな。小説「なにいろアスタリスク」を別名義で出す半年前ぐらいのことじゃないかなと思う。(別に作家として食えるからと確信したとか、そういうことではなく。これはタイミング的には偶然でした)仕事をやめようと思ったきっかけは、やりたい仕事が殆どなくなったから。来なくなったのではなく、私にはなくなった。いわゆるハードな叫びっぱなし系ゲームのオファーなんかはちょくちょく来てたんだけど、さっぱりそういう仕事にやり甲斐を感じられなくて、でもそういう仕事でも仕事は仕事だから、何も考えずに受けてスタジオで叫ぶ日々だったと記憶してるんだけど、ある仕事の時に、本当に唐突に「こんな仕事ばっかりがしたくて声優になったんじゃない」と当たり前のことを思って、それ以来そういう仕事をご遠慮申し上げるようになったんだよね。もしくは提示されたギャラと仕事の内容、量、拘束時間をちゃんと考えて「私はこのぐらい頂けないなら出ません」というスタンスを頑固に取り始めたのがあの頃だったと思う。
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