華生ばかり #0104
いやーー紅白の安室ちゃん感動したなぁーー!! ほんっと良かった。派手なセットや照明があるわけでもなく、しかも踊らずしてマイク一本で人の心を揺り動かすって本当にすごいね。白いシンプルな衣装で。何度も思うことだけど、本当にすごいものってお金かけて色々しなくたって、ただただシンプルに、佇まいだけでひたすらすごいんだろうね。エレカシも良かったなぁ。あと見てないのはジャニーズのカウントダウンコンサートなので、色んなものが落ち着いて時間が出来たらゆっくり堪能します。KinKi Kidsのドツヨ、突発性難聴は良くなったのかな。出演して歌ったみたいだし、それも見ておきたい。耳が急に聞こえなくなるとか、ものすごく恐ろしいよね。特に歌とか喋りを仕事にしてる人間としてはゾッとするというか他人事じゃない。
さてさて今日はね、初めての街に来て仕事しています。電車ではなくて歩いて来たので、さっき調べるまで最寄り駅が何処なのかすら分かりませんでした。ここまで歩いてきてめちゃくちゃ足がむくんだ上に痛いので、帰りは途中まで電車乗ります……。
■一周したインスタ映え
↑フリー素材です。
最近、Instagramもいいかげん一周してきたよね。もうさ、イラストになってるカプチーノもそうだしスタバもそうだし、七色の綿菓子だとかカラフルなスイーツだとか、私だけかもしれないけど「おなかいっぱいです」って感じなんだよね。見飽きたというか、結局同じようなものになるじゃん。前に書いたディズニー関係の画像とかも、もーーいい加減良くない!? 写真撮りに来ないで、頼むから。って思う。マジでもう、そういうの流行んないからやめてよって気持ち。カラフルな写真見ても「へぇー」ぐらいの感じで、もうそこまで驚きとか感動がなくなってきてるもん。
んで最近思ったんだけど、結局のところ、インスタ映えするかどうかは別として「いい写真って何だろう」って思った時、やっぱりそれは自然現象とか、好きな人たちの笑顔だとか、努力の賜物の写真なんだよね。努力の写真ってのは、例えば職人さんだけが出来る、めちゃくちゃ精巧な果物の飾り切りとかそういうの。ああいうのは「あ、きれーい。写真撮ってインスタしとこー」で撮れるものではないじゃん。そういう写真とかって、心から「いいね」なんだよね。前にどこかの人がアップしてたやつで、真っ赤に色づいた紅葉と積雪が一緒に写ってる写真があったり、あと花火が上がると同時に稲妻が光ってる写真とかがあって、そういう自然現象も本気の「いいね」だし、単純にそれを目にした時に「すごっ!!」と感じるし。そして最後には人の笑顔なんだと思うんだよね。真剣な顔でもいいけど。とにかく人間。ナチュラルなやつね。もういいよ、snowみたいなバリバリ加工系のパリピ達の自撮りとか、宇宙人みたいな写り方してるプリクラとか。まじで結構!!
前々から疑問に思ってはいたけど、あんな実物とかけ離れたCGみたいな写真の何がいいんだろうな。最近のプリクラってホントに酷いじゃん。CGみたいって言ったって、そういった意味じゃファイナルファンタジーのCGのほうがよっぽど人間味があるわ。猫耳とヒゲがついてる自撮りもプリクラも、もーーマジで廃れてくれ。ホントの自分を曝け出しとかないと、自分で自分のハードルめちゃくちゃ上げてるだけだよ。人工物で簡易的に「いいね」を求めるなよ。本当に良くないよな。何でも楽な方に楽な方に流れていって、楽な行動しか取らなくなり、面倒なことは全部避けて、何かと言えば「だるー」みたいな風潮って。楽しいことだけで生きていけるわけないんだしさ。Instagram見てると、一体この世の何が本当で何が虚構なのか分かんなくなってくるんだよね。
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